観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

渡り鳥調査隊でたくさんのハマシギを観察できました。

2020-10-17 18:35:28 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間12時10分 潮位 46cm

今日の満潮時間18時10分 潮位270cm

 

今日はずっと雨が降っていました。

予報通り気温も上がらず、薄暗い一日でした。

 

しかし、今日は10月の渡り鳥調査隊を開催。

雨だったので館内で行いましたが、雨だったからか、ハマシギ(約600羽)、シロチドリ(65羽)が多数飛来しましたし、

最近は庄内川左岸の干潟でほとんどの時間を過ごしていたシギ・チドリが、

野鳥観察館正面の導流堤の干潟で今日は長い間観察でき、館内からじっくり観察できました。

ハマシギ、シロチドリだけでなく、オバシギ、オオソリハシシギ、トウネンも観察でき、参加者の方には喜んでいただけました。

 

また、多くのカモの仲間も観察できました。

野鳥観察館の前を泳いでいたスズガモの群れ↓。

干潟の周りに集まるオナガガモなど↓。

護岸近くを泳いでいたヒドリガモ↓。

観察、調査後のまとめの様子↓。

今日の渡り鳥調査隊では、29種の鳥を見ることができました↓。(イベント後の午後にカンムリカイツブリを観察でき、今日の記録としては30種を確認できました。)

雨の中、参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

次回の渡り鳥調査隊は11月14日(土)に行います。

ぜひご参加ください。

★11月14日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

【中高生を対象とした海ゴミに関する講座のご案内】

★11月28日(土)藤前干潟カフェ「今、海で起きていること~海ゴミと海の生きものの話~」@エコパルなごや

“漂着ゴミ” のことを知っていますか?
今、世界中の海で漂うゴミが問題になっています。
私たちの身近な場所ではどうでしょう?
名古屋の藤前干潟は生きものの宝庫。
だけどその干潟は・・・

藤前干潟ふれあい事業実行委員会は中高生を対象とした海ゴミに関する講座を行います。

以下のお二人の講師から藤前干潟を主とした海ゴミとの海の生きものの現状についてお話します。

講師:
〇坂野 一博さん(藤前干潟クリーン大作戦実行委員会実行委員長)
〇環境省中部地方環境事務所資源循環課の職員

<講座の詳細>

日時:2020年11月28日(土)13:00~15:00
場所:名古屋市環境学習センター(エコパルなごや)
対象:中学生~高校生
定員:15名(先着)
参加費:無料

申込期間:11月11 日(水)9:00 ~ 11月25 日(水)
申込方法:電話、メール、FAX にて下記の①~③をお伝えください。
 ①参加者氏名
 ②日中連絡の取れる電話番号
 ③住所
申込み・問合せ先:
 環境省名古屋自然保護官事務所
 TEL:052-389-2877
 FAX:052-389-2878
 Eメール:WB-NAGOYA★env.go.jp (←★を@に変えて送信)

主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
協賛:イオンスタイル名古屋茶屋

 

今日の渡り鳥調査隊等で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ2,110、ダイサギ41、コサギ16、アオサギ20、マガモ4、カルガモ16、コガモ189、ヒドリガモ12、オナガガモ742、ハシビロガモ2、スズガモ228、ミサゴ15、トビ1、シロチドリ65、ダイゼン36、トウネン38、ハマシギ601、イソシギ2、アオアシシギ1、オバシギ3、オオソリハシシギ2、セグロカモメ9、オオセグロカモメ1、ウミネコ124

スズメ2、ハクセキレイ1、ハシボソガラス2、ハシブトガラス1、ドバト1

(※スタッフがイベント前後に確認したものも含んでいます。)

 

明日の干潮時間12時48分 潮位 60cm

明日の満潮時間18時41分 潮位266cm

コメント
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