今日17日の干潮時間 8時57分 潮位 90cm
今日は朝の観察館前干潟にハマシギの群れが降りてきました、その直後ハヤブサが飛来し残念なことにハマシギの群れが飛んでいってしまいました。干潟のシギチドリはシロチドリ・ダイゼン・オバシギ・トウネン・ハマシギ・アオアシシギ・ダイシャクシギがいます。主役は冬のカモが多くなり、ハマシギは480羽になりました。まだカモの群れは数の変動が多く、たくさんいた種類が次の日には減ってしまいます。カモは例年11月下旬が一番多くなります。
潮が満ちてくると観察館前の藤前干潟(庄内川河口)にスズガモの群れが飛来しました。群れの中にはホシハジロが混ざっていました。
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ホシハジロ、ミサゴ、チュウヒ、ハヤブサ、ダイゼン、シロチドリ、ハマシギ、トウネン、アオアシシギ、オバシギ、ダイシャクシギ、セグロカモメ、ズグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、カワラヒワ、コサメビタキ、エゾビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、アカゲラ、メジロ、カケス、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラス 計39種
朝は居たカワウがいつの間にか居なりましたが、14時すぎに名古屋港の9号地に在る施設より「今飛んでいった黒い鳥の大群は何か」と質問の電話が有り、その直後4,000羽近いカワウが戻ってきました。どうやら9号地南側の天白川河口で餌を取っていた様です。
18日の干潮時間 9時43分 潮位84cm(明日は第三水曜日の為休館日です)
今日19日(木)の干潮時間は10時21分 潮位79cmです。
次回はデジスコ体験をしてみたいです。
カワウは藤前干潟も冬にかけて多くなってきます。
名古屋市内の中川運河や堀川には例年11月過ぎになるとボラなどの魚を追ってカワウが飛来します。私も毎日朝、中川運河の東海橋を朝8時前に渡ると頭の上をカワウの群れが上流に向かい飛んでいきます。
カワウの主なエサになるボラの稚魚は淡水にも適応でき中流域にまで群れをなして遡上します。 夏場はなぜ少ないかは、私の考えですが夏場は河口域の方がエサになる魚が多く中川運河や堀川は夏場に水質の悪化やDO(溶在酸素濃度)が低く、冬場に比べカワウのエサとなるボラの幼魚が少ない為かと思います。 反対に夏場は河口域の水深が浅い場所は小魚も多く、冬場は少なくなって、市内の河川へ遡上した魚を補食する為に町中まで飛来します。
藤前干潟(庄内川)には11月になると多くのカモやハマシギが飛来します。又機会がありましたら来館ください。