興和株式会社さまよりデジタルカメラと共にお借りして、観察館日記の更新や来館者と共に使わせて頂いている、TSN-884プロミナーには3Wayの丈夫な雲台を使っています。この雲台の取り柄は誰がさわっても壊れない丈夫なことです。
観察館の周りを見渡すと多くの人がビデオ雲台を使っています。私自身もカウントの際はビデオ雲台を使っていますが、観察館では不特定の人が扱うため故障が心配で、今まで強度重視の丈夫な3way雲台使ってきました。
最近藤前干潟でもジンバル式の雲台を使っている人が多くなりました。
便利そうだけど使ったことないし、丈夫そうだし1度使ってみたい!
本家の方はとても金額的に無理なので、よく似たbenroのGHAとGH-2を入手しました。
ほら、照準器までは付いていないけど、世間並みに少しだけ格好良くなりました。今まで使われる、お客さんが苦労して液晶モニターに鳥の姿を入れ、パン棒を締めるとファインダーからずれていたのが、今度は縦横自由に動いて止まって鳥の導入がとても楽になりました。
調子に乗ってカメラも付けてみます。
生産国を聞いて、ちょっと心配になるけど、口に入れる物じゃないし。強度的にも大丈夫なようです。
前の雲台のように、パン棒を緩めすぎて望遠鏡が前にバッタンって倒れていかないので、皆さんが触りまくっても大丈夫です。
いままで通り、1F観察室に置いてあるので興味のある方は是非触りに来てください。ただスタッフが持ち出している時は、ご免なさい。
秋の渡りのシギチドリ達が南へ渡っていき少なくなっていきます。今週末がシギチドリの観察に適した日になりますが、日曜日の藤前干潟は庄内川河口部で釣り大会があるため、日曜日の観察館周辺は、大変混雑が予想されます。その為明日、庄内川河口では土曜日の方が、野鳥観察に適していると思います。
撮っても大好き!藤前干潟 フォトコンテスト、作品の募集が始まりました。ぜひ皆さんも自慢の作品で、参加してください。 応募の締め切りは9月25日(金)です。
質問とは、「観察会などを行なって多数の人にスコープを覗いてもらうとした場合ジンバル雲台は適しているのでしょうか?」です。販売店に相談した所以下のような回答がありました。
【ジンバル雲台は動き回る鳥を追従するのには向いていますが、
仮に、ツアーのお客様に導入して見せてあげる場合には、動作が軽すぎて動いてしまうので、不向きと言えます。パーン棒が装備されていない点と、横向きにスコープを取り付ける方式なので、三脚座の小さなニコンスコープでは横にずれやすいので、相性も悪いです。完全に個人でお使いになるのでしたら差し支えないでしょうが、複数人数に見てもらう場合を考えると、ジンバル雲台はおすすめできません。普通のビデオ雲台か、フリーターン雲台の方が、はるかに使い勝手が良いでしょう】
軽過ぎて動いてしまう、という部分が気になりますが実際に使用された感じはどうでしょうか?個人で撮影(サンニッパ一眼)する場合の雲台と観察会でスコープを載せて観察する場合の雲台が共通になれば便利だ、軽いし、というのが検討の動機です。宜しくお願いします!
(元名古屋市民)
海外からのコメントありがとうございます。
ご指摘の通り観察やカウントには向かないと思います。
観察だけならビデオ雲台より、パン棒1本だけのフリーターン雲台が大好きです。
ただ三脚を使い慣れていない方にとっては、常設の望遠鏡を含め、パン棒を持って操作するより、望遠鏡本体を持って無理矢理操作される方が多く、一度884は三脚から外れて床に落下しました。
ジンバル雲台はデジスコ体験に使っています。撮影の為と丈夫さだけで選びました。バランスをとっていればロックしなくても望遠鏡のズレが少ないようです。
ジンバル雲台を使っての観察は軽くフリクションをかけておけば、(覗く→パン棒を締める)、の動作をしない分、もしかしたら初心者の方には使いやすいのかも知れません。
望遠鏡と雲台のプレートは六角レンチでおもっきり締めていますが、ネジ1本では望遠鏡が回りそうなのでネジロックを流し込んでいます。
撮影と望遠鏡との併用は個人的にはお勧めできません。あれは撮影に向いた物で観察には・・・・
一度試しましたが、長時間は少し辛いです。フリーターンやビデオ雲台をお勧めします。
以上、下手なインプレッションでした。
もし名古屋へお帰りになるときがあれば、是非一度お寄りください。
観察館T.K
観察会を想定していて、導入するのは私で参加者の方々はある程度スコープの使用経験があり覗き込むだけ、という場合でもジンバルは適さないでしょうか。。ベストではない、という程度でしたら軽くなることとプライベートのとき(一眼レフ)と観察会をするとき(スコープ)の三脚+雲台が同じに出来るので私の使い方の場合どうしても魅力はあるのですが。
(一昨年に一時帰国した際一度お邪魔させていただきました!またお伺いします。)