カンテレあんさんぶる

カンテレの必須アイテム

前回”5弦カンテレ2台の曲に挑戦”ということを書きましたが、伝統的な5弦カンテレを演奏する時の必須アイテムがあります。
それは”Sinitarra(シニタ-ラ)”というちょっと”練りけしゴム”みたいなものです。

伝統的なカンテレは通常箱型で出来ているためテ-ブルの上に置いて弾くことが多い。そうすると弾いているうちに楽器が動いてとても弾きにくくこの”Sinitarra(シニタ-ラ)”を楽器の裏につけて動かないように固定して演奏します。

コイスティネン社のウィングカンテレは最初から滑り止めがつけられていますが、やはりテ-ブルの上に置いて弾く時はこれを使うとしっかり固定されてとても演奏し安いのです。

この”Sinitarra(シニタ-ラ)”はフィンランドのス-パ-なら大体どこでも売っています。私は昨年カンテレミュ-ジックキャンプに行った際にヨエンス-のス-パ-で買って来ました。パッケ-ジを見るとフィンランドの生活の中でも色々なグッズを固定するために幅広く使われているようですね。

その他この”Sinitarra(シニタ-ラ)”を弦の上に貼り付けて弾くとハ-モニクスの音が出るんですよ。何とも面白いですね。
例えば第5弦の音をいつもハ-モニクスで弾きたい時は5弦の所につけるといい訳です。

工夫次第でまた新しい楽しい奏法ができますね。
 
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