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言語の違う天使 (トム・ジョード)
2010-05-02 21:08:14
僕は高校1年生の時の1年間だけデンマークの
全寮制の高校に通っていました。

研修旅行でドイツやオーストリアを回ったのですが
やはりナチスの収容所は辛かったです・・。

ウィーンに行った時にまさに彼らの地元で
教会で合唱団のコンサートを聴きました。
歌声はもちろん心地いいのですが
言葉がまったく違うので
感情移入できませんでした。
スプリングスティーンのライブにもし行けたと
してもいきなり新曲を聴かされたら戸惑うと思います
言葉、言語の差ってやっぱりありますね。
 
 
 
英語の歌詞 (kantenbou)
2010-05-03 15:46:36
トム・ジョードさん

ナチスの収容所に行かれたのですね。
僕はボストンに行った時に、
寒いなと思いながらマーケットを歩いていたら
ガラスの囲いから湯気が出て来ているので、
暖かいのかなと思って行ったら、
ナチス収容所のガス室をイメージさせるモニュメントでした。
英語で収容所に入れさせられた人の言葉が書かれていました。
虐待を受けた女性の言葉などが刻まれていました。


僕がウィーン少年合唱団を聴いて感じたのは、
やはり感情移入というよりも、
雰囲気、音色であり言葉ではありませんでした。
言葉が分からなかった為に逆に自分のイメージが浮かびました。
言葉が分かれば更に良かったのかもしれませんが。

でも、僕だけかもしれませんが、
今回の合唱団の演奏曲の中には
英語の有名な曲、今の日本で好まれている曲をかなり取り入れていました。
それらの曲は僕にはあまり響いて来ませんでした。
無理して外国語で歌うよりも、慣れた言葉で歌った方が彼らも歌いやすいだろうし、よりよい合唱になるのではと僕は思います。
観客にこび過ぎではとさえ感じました。


でもスプリングスティーンは別物です。
彼の曲を訳詞を見ながら英語で読んでから、ライブに行きました。
14年位前に行かせていただいたサンフランシスコでのトム・ジョード・ツアーでは、
ライブがアルバム発売後2週間位だったので必死になって歌詞カードを見ながら聴きました。
ライブでスプリングスティーンが影響を受けた映画「怒りの葡萄」の好きなシーンを話してから、
「across the border」を歌いだした時に涙が流れてきました。
"Keep going"
と言った彼の言葉を今も覚えています。
スプリングスティーンの言った言葉の半分位しか分からなかったのでしょうが、
英語を学んできてよかったです。

でもやはりライブでいきなり新曲を演奏されたら困るでしょうね。
スプリングスティーンのジャイアンツ・スタジアム最終公演での「Wrecking ball」のようなのは。
やはり言葉の壁はあるのでしょう。
 
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