コメント
 
 
 
Unknown (asbury)
2012-09-20 15:10:26
kantenbouさん、おかえりなさい。ワシントンDCまでの長旅、お疲れさまでした。私は、ワシントンでの公演が終わって数時間後に東京から離れた田舎の町でセットリストを知りました。その時は、"Jack of All Trades"と"Dancing in the Dark"が演奏されたことを確認して、ああ良かった…と思ったのだけれど、今回のkantenbouさんの記事を読んで、そうだったのか、と最初は胸が痛みました。

"Jack of All Trades"は不思議な曲なのですね。私は始めて『Wrecking Ball』を聴いたとき、この曲が1番素直にブルースらしいかなと思ったくらいでした。そして、kantenbouさんと同じ日に、五十嵐さんから苦労人の音楽評論家の方のお話を聞いて胸を打たれて、kantenbouさんが思い入れを持って話をされたことがとても印象に残りました。ところが私が行ったニューヨークのコンサートでは、最後の暴力的な部分でお客さんから歓声が上がり、とても戸惑いを感じました。それから5か月後のワシントンでは、休憩時間のようになっていたとうかがって、一体この曲はどういう存在なのかな…という問いで頭がいっぱいです。でも、ブルース自身はしつこくこの曲をずっと演奏しているから、彼には思い入れがあるのでは、という気もします。

前にコンサートの経験というのは、一体いつからいつまでを言うのだろう、ということを考えたことがあります。コンサートそのものの良し悪しにかかわらず、その経験というのは、特に無理をして、長い時間準備をして、アメリカまで行ったのなら、特別なもので、それがあった人生となかった人生というのはやっぱり違ったものになるように思います。まだ、kantenbouさんのワシントンのコンサート経験はある意味で続いているとも言えるし、長い旅の1つ曲がり角であったとも言えるのかなと思います。

私も本当のことを言うと、今回GAでコンサートを観ていないことが心残りになっています。お互いにこれからも楽しみを心に抱きながら、夢を見ながら、旅をしていけますように。
 
 
 
Live of hope and dreams (kantenbou)
2012-09-20 17:26:16
asburyさん、ありがとうございます。
asburyさんにも心配をかけてしまいすいません。

「Jack of all trades」の解釈は僕にはわかりません。ライブ会場で隣になったアメリカ人男性に僕は
「僕はこの曲が好きだ」「なぜ彼らはこの曲が好きではないのだ」と耐えきれず聞きました。
すると彼は「彼らも好きだ。いい曲だ」と心配そうに言ってくれましたが、僕はよくわかりませんでした。その彼は何度かライブの途中で座っている僕を励まそうとしてくれました。彼にも悪いことをしてしまいました。
でもブルースもこの曲を一時期はセットリストから外していた事もありましたが、また最近は毎晩入れていますね。僕としては是非いつか後でブルースがライブでこの曲を演奏し続けたことについて語ってくれたらいいと思っています。当然ブルースもこの曲を演奏している途中で観客が休憩時間にしているのが分かっているはずですので。というか僕がブルースに聞きたいです。

コンサートの経験はいつからいつまでなのだろうとasburyさんがasburyさんのブログで書かれていましたね。僕は永遠に続くと思います。僕が死ぬまで。実際に僕は96年のバークレーで観た「Tom Joad Tour」を今でも何かの時に思いだします。暗い会場、暗いステージで流した僕の涙は一生ものです。ライブの評価は時間と伴にその人の中で変化していくものだと思います。ブルース・スプリングスティーンのコンサートはそれに充分耐えられるものだと僕は思います。ブルースもそれを望んでいるのだと僕は思います。ブルースのライブがそれを観た人の人生の糧になれたらとブルースは望んでいるのだと僕は思います。それだから僕もブルースの期待に応えられるように、ライブを観た後のこれからの人生を一生懸命、悔いなく生きようと今は考えています。

でもそう考えるとコンサートはおもしろいものだと思います。2、3時間どんなに長くても4時間かもう少しの時間の経験が一生残るのですからね。ブルースはこの為に何時間もライブをやりつづけるのではと僕は思います。

今回のコンサート。ひとつの曲がり角なのかなとも僕も思います。でもまだわかりません。大切な経験をしたのは確かです。でも案外日本で来年早々にライブが実現するかもしれないし、もしそれが無くても次のアルバム、ツアーが実現すれば僕はまた行きたいです。今度はどの都市に行くことになるのか。楽しみに感じます。僕はもう早くも次のツアーに照準を合わせ始めています。もし不幸にもそれが無くなったら、その時に悲しめばいいのだと思います。それまでは希望を持ち続けて日々の生活を充実させていこうと僕は思います。そうすれば次のブルース・スプリングスティーンのコンサートをより大きく楽しめるのだと僕は思います。出来たらasburyさんとブルースのコンサートを一緒に観れたら最高にうれしいです。
 
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