コメント
諸葛亮孔明は風を呼んだのか、読んだのか
(
千葉のナカムラ
)
2009-06-03 22:47:36
こんにちは。
最近「レッドクリフ」という映画を観ました。
正史の「三国志」には、赤壁おける戦いの
具体像は描かれおらず、建案13(208)年の12月に長江中流の赤壁という場所で戦いが行われ、
曹操が周瑜配下の黄蓋の火責めによって艦隊を
失い、疫病の蔓延もあって兵を引いた、という
事実だけが淡々と伝えらているだけそうです。
この映画では赤壁での戦いが丹念に描かれて
いてフィクションもかなりあるのは分かって
いましたが、興味深く観られました。
そこで特に興味を持ったのが軍師、孔明の
戦において風を呼んだ(読んだ)シーンでした。
孔明が火責めに有利な風向きを呼んで(読んで)
戦を有利にしたのですが、きっと孔明は大昔の
優れた気象予報士としての才もあったのだと思い
ました。孔明を恐れる当時の人には正に孔明が
神通力で風を呼び込んだと思った人もいたのかも
しれません。気象については全く素人なのですが、
最近観た映画でこんなシーンがあったので
コメントしてみました。
風を読む
(
kantenbou
)
2009-06-04 17:23:33
千葉のナカムラさん
こんにちは。
興味深い話をありがとうございます。
赤壁での戦いというのがあったという12月は
中国大陸ではシベリアからの高気圧が張り出して
北風だったのでしょうか。
あるいは、南の海上で低気圧が発達して東風になったのでしょうか。
あるいは旧暦で低気圧が大陸で発生する時期かもしれません。
どちらにしても、強風を味方に付けることはとても強力な武器を持つ事になりますね。
日本でも学校で習った元寇の襲来を神風で追い返した話がありますが、
あれは春先の九州西方海上で低気圧が発達した事による強風だったと聞いています。
1度だけでなく2度目の襲来の時にも神風が吹いて元寇を追い払った。
日本は神の国と言われていますが、
2度目の時も、何年後かの1度目と同じ季節の春先に襲来したので、
1度目と同じに発達した低気圧の強風に追い返されたようです。
だから、これは奇跡でも何でも無く、
同じ季節に行ったから同じ低気圧に逢ったという、
ある意味間抜けな話とも言えると思います。
それを第2次大戦で国威発揚に使われたのは悲劇です。
人間は知らない事が起こると恐怖に感じる。
それを利用する人も出てくる。
科学を用いて皆の為に気象を平和に使ってもらいたいです。
まとまらない話になってしまいましたが、この話はいろいろな事が考えられますね。
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最近「レッドクリフ」という映画を観ました。
正史の「三国志」には、赤壁おける戦いの
具体像は描かれおらず、建案13(208)年の12月に長江中流の赤壁という場所で戦いが行われ、
曹操が周瑜配下の黄蓋の火責めによって艦隊を
失い、疫病の蔓延もあって兵を引いた、という
事実だけが淡々と伝えらているだけそうです。
この映画では赤壁での戦いが丹念に描かれて
いてフィクションもかなりあるのは分かって
いましたが、興味深く観られました。
そこで特に興味を持ったのが軍師、孔明の
戦において風を呼んだ(読んだ)シーンでした。
孔明が火責めに有利な風向きを呼んで(読んで)
戦を有利にしたのですが、きっと孔明は大昔の
優れた気象予報士としての才もあったのだと思い
ました。孔明を恐れる当時の人には正に孔明が
神通力で風を呼び込んだと思った人もいたのかも
しれません。気象については全く素人なのですが、
最近観た映画でこんなシーンがあったので
コメントしてみました。
こんにちは。
興味深い話をありがとうございます。
赤壁での戦いというのがあったという12月は
中国大陸ではシベリアからの高気圧が張り出して
北風だったのでしょうか。
あるいは、南の海上で低気圧が発達して東風になったのでしょうか。
あるいは旧暦で低気圧が大陸で発生する時期かもしれません。
どちらにしても、強風を味方に付けることはとても強力な武器を持つ事になりますね。
日本でも学校で習った元寇の襲来を神風で追い返した話がありますが、
あれは春先の九州西方海上で低気圧が発達した事による強風だったと聞いています。
1度だけでなく2度目の襲来の時にも神風が吹いて元寇を追い払った。
日本は神の国と言われていますが、
2度目の時も、何年後かの1度目と同じ季節の春先に襲来したので、
1度目と同じに発達した低気圧の強風に追い返されたようです。
だから、これは奇跡でも何でも無く、
同じ季節に行ったから同じ低気圧に逢ったという、
ある意味間抜けな話とも言えると思います。
それを第2次大戦で国威発揚に使われたのは悲劇です。
人間は知らない事が起こると恐怖に感じる。
それを利用する人も出てくる。
科学を用いて皆の為に気象を平和に使ってもらいたいです。
まとまらない話になってしまいましたが、この話はいろいろな事が考えられますね。