歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

「この人、プロの歌手じゃないでしょ」そして、イパネマの娘

2024年10月15日 06時50分00秒 | 今日のカヌマ

ある生徒さんが「先生、今度この歌を歌いたい」と一枚のCDを持ってきました。

〈神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです〉

カヌマはいつものごとく、歌詞を読んでから歌を聴きます。

聴き終わって「この人プロの歌手じゃないでしょ」と言うと、生徒さんは怒って

「そんなことはありません。お友達からいい歌だから歌ったらといただいた時、〇〇レコードの歌手の歌ですと言われました。ほらCDジャッケットにも○○レコードとあるでしょ」

確かに声はいいし ビブラートなどテクニックもあるのですが、肝心のことばがカヌマには全然伝わってこなかったので そう言ったのです。(音階をなぞっているだけ)

生徒さんは家に帰り、先生にこう言われたのよと お友達に電話したそうです

お友達「先生がそう言ったの?」

しばらく沈黙して「実はこの歌手、自費でCDを作り、レコード会社にお金を払いプレス(確か5千枚から)してもらい、CDにレコード会社の名前を入れてもらったのよ」

「でもわかるんだ、先生には」

次のレッスンに来た生徒さんは「先生の言うとおりだったわ。がっかりしちゃったわよ」

でもお友達、感心してたわ」

例えば、1枚1000円で売るCD、1枚800円のプレス代、それが5000枚ぶんの支払い。レコード屋さんに置いてもらえるわけもなく手売りするんですね。

うわーーー。手元にある数千枚のCD、どうやって売りさばくのでしょうね。

 

「イパネマの娘」は、

ブラジルの作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンと作詞家ヴィニシウス・デ・モラエスによって作られたボサノヴァの曲です。1962年に最初にリリースされ、その美しいメロディーとラテンのリズムが世界的に有名になりました。

「イパネマ」はブラジル、リオデジャネイロのイパネマ海岸のこと。

当時、ボサノバの創始者であるジョビン(作曲)とモライス(ポルトガル語の詞)はイパネマ海岸近くにあったバーで酒を飲むことが多かった。

このバーに近所でも有名な美少女が、母親のタバコを買いにしばしば訪れていた。

10代後半、170cmの長身でスタイルの良い娘の歩く姿からインスピレーションを得て、「イパネマの娘」を作ることになった。

 

できれば🎧

イパネマの娘 (The Girl From Ipanema)  Astrud Gilberto

Tall and tan and young and lovely The girl from Ipanema goes walking And when she passes, each one she passes goes "aah"

When she walks, she's like a samba That swings so cool and sways so gentle That when she passes, each one she passes goes "aah"

Oh, but he watches so sadly How can he tell her he loves her Yes, he would give his heart gladly

But each day when she walks to the sea She looks straight ahead, not at he

Tall and tan and young and lovely The girl from Ipanema goes walking And when she passes, he smiles, but she doesn't see

背が高く、褐色の肌で若く美しいイパネマの娘が歩いて行く そして、彼女が通るたびに、彼女を見る人たちは「ああ」と言います

彼女が歩くとき、彼女はサンバのようにクールにスイングし、ジェントルに揺れる それで、彼女が通るたびに、彼女を見る人たちは「ああ」と言います

しかし彼は悲しく見ている 彼女に彼が彼女を愛していると伝えることができるだろうか はい、彼は彼の心を喜んで捧げるだろう しかし、彼女が毎日海へ向かって歩くとき 彼女は彼を見ずに真っすぐに前を見ています

背が高く、褐色の肌で若く美しいイパネマの娘が歩いて行く そして、彼女が通るたびに、彼は微笑むが、彼女は彼を見ません

注:日本のコピーは参照のために公正である。注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。歌詞は教育の目的のみで掲載されています。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
katumoku10さんへ (カヌマ)
2024-10-18 23:18:08
ブラジルといえばサンバ、そのサンバとジャズを融合させたボサノバ。新しい感覚という意味で、当時の音楽界に新しい風を吹き込みましたよね。あれからン十年、懐かしさと共に色褪せることなく吹いています。
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ボサノバ大好き!特に、彼女の歌(;^ω^) (katumoku10)
2024-10-17 23:40:33
なつかしい!先生、有難うございます。まだ高校に入りたてだったでしょうか、ブラジル66とかボサノバのリズムが好きで、素人っぽい彼女の歌にもしびれましたよ。ブラジルの浅田美代子って感じですかね。美代子にはあまりしびれませんでしたが(;´Д`)
中2のころ親にギター買ってもらったので下校したら必ず弾いてましたよ。上手ではなかったのでプロの道には進みませんでしたが、一人で楽しんだり、仲間とやったりしてました。不良と言われてましたけど、今も古代史の不良ですから、人間ってあまり変わりませんね!なんの話だっけ?
アストラッド・ジルベルトはアルバム買って、かなり聞いた覚えがありますよ。How insensitive!とかMeditationとかだるい歌が好きでした。また聞いてみよう。今は最高ですね。いつでもネットで聞けるから(;^ω^)
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