東海市にある「しあわせ村」に行ってきました。
ここにはプールもあって夏休みの子供連れの家族で賑わっていた。
今年はクマゼミが大繁殖しているという記事を読んだような気がするが
この木には30匹以上のクマゼミが止まっていた。
やっぱりセミが鳴いていると夏だなぁという気がする。
もちろんアブラゼミもいる、子供の頃から一番慣れ親しんだセミだと思う。
セミの抜け殻もいっぱい見つけた。
そういえば源氏物語に空蝉という女性が出てきますね。
空蝉の身をかへてける木の下に なほ人がらのなつかしきかな
「蝉が抜け殻を残して去った木の下。
薄衣だけ残して姿を消したあなた。なつかしい移り香が残るだけ---」
光源氏が人妻の空蝉に送った歌です。
しかし光源氏も罪深い男だね~
空蝉は源氏の、その手紙には返事はせず、ただその余白に書きつけた。
空蝉の葉に置く露の木隠れて 忍び忍びに濡るる袖かな
「蝉の羽の露が木がくれにみえぬように、わたしも人に知られず
ひっそりと泣いていますわ---」
古い歌を心まかせに書いたが、それを源氏はしるよしもなかった。
コブシの木にピンク色の実がなっていました---