石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

カラフル

2007-06-09 17:17:52 | Weblog
激しい雨が降ったり 日差しが強くなったり・・と
コロコロお天気が変わります
すごい雷と雨だったね

骨折のヨシは まるで赤ちゃんに戻ったよう
服を着せなきゃいけない 脱がせなきやいけない
靴下をはかせないといけない
お風呂にはいるときは ナイロン袋でぐるぐると
ギブスを巻き 大騒動

人生万事塞翁が馬
災い転じて福となる
この世に起こることは皆必然
七転び八起き・・
できる限りのプラス思考を伝授してあげようとするまでもなく
本人はいたって楽観的
あっけらかんとしたもので
早く骨ができますように・・・と一日に何杯も
牛乳を飲み チーズを食べ、夕食に魚を焼いてと言う

日にち薬しかないなあと 
いつもの通り 私も
「時間が解決してくれるわよね」という
結論に落ち着く。

話変わりますが
以前、中学生向きの推薦図書の紙を学校からもらってきた。

私達オトナが読んでも面白そうな本が 何冊かあり
そのうちの1冊、森 絵都さんの「カラフル」を読んだ。

カラフル

活字も大きく 難しくないので スラスラと読めた。
あの世で 抽選にあたり、もう一度 現世で生きることを
許された魂が 自殺した少年の体に入りこみ
違う人生で生きるチャレンジをするお話。

主人公が中学2年生という多感な男の子なので
自分のことというより
自分の子供のことに置き換えて読んでいた。
コメディタッチで 描かれてるから
暗さは全くないけれど
多感なころの残酷さや意地悪さも ところどころ
描かれてて 透明感がある。

ちょうど来週から 学校で読書週間が始まるから
何か本を持って行かなきゃ・・と中学生二人が言うので
これを・・と思ったが 
ちょっとキワドイ部分があるので 
(中2の子が お金のために中年男性とホテルに行ったりするところ)
どうかな・・と迷っている。
結局、あさのあつこさんの「バッテリー」を持っていくことにしたみたい

この「カラフル」のなかで 父と息子が釣りをしながら
ぽつぽつと喋る場面がある。
その父親の言葉が う~ん、共感もてる

「・・お前の目にはただのつまらんサラリーマンに
 映るかもしれない。毎日、毎日、満員電車にゆられてる
 だけの退屈な中年に見えるかもしれない。
 しかし、父さんの人生は父さんなりに 波瀾万丈だ。
 いいこともあれば、悪いこともある。
 それでひとつだけいえるのは、悪いってことは
 いつかは終わるってことだな。ちんまりとした教訓だが
 ほんとだぞ。いいことがいつまでも続かないように、
 悪いことだってそうそう続くもんじゃない・・」

ほんと、教訓です
子供に言いながら 親も納得
悪いことは いつかは終わる
コメント (2)
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