オフィスのデスクで失礼します

「また逢えるよ」
できれば、突き放して。
カオリです。

＊＊＊


ビューティー（実母）が

「私、今までがんばって働いてきたから、自分のためにコートを買うわ」

と言い出した。

「職場で扱ってるのがあるから、一度見てみれば？社員割引も利くし」

ということで条件の物を取り寄せてもらって、その中からカオリセレクトのコート
２着を実家に持って行き、ビューティーに着せた。

「どっちも欲しいけど、やっぱりこの高いほうのが素敵ねぇ」

ってことで、プロパーで100万のものに決定。


「88万までなら下がりそうよ、バイヤーにお願いしてみたら？」と、
商品部のお姉さまが言うので、

「お願いしちゃっていいもんですかね？」

と聞くと、

「前にカラオケ行ったとき以来、すっかりカオリさんの『恋の奴隷』だから、
　ちょっと膝にでも乗ってあげれば大丈夫じゃない？」

「そうですかねぇ。じゃあ、向かい合わせに座りますんでそれでどうにか」

という会話の後、結局そのバイヤー（50代前半）に会う機会はなく、値段決定。



「あの件話しといたわよ」とお姉さま。

「あ～ありがとうございます～」

「向かい合わせに座るって言ったら『なんか想像するだけでドキドキしちゃうなー』
　ってにやけてたよ（笑」

「で、おいくらですか？」

「52万よ」



もちろん、社割りも利いての金額なのだけど。

制服の上から触るなら、向かい合わせに膝に乗り、
プラスおっぱい揉みくらいはいいかなと考え中です。