父と年頃の娘

父親と年頃の娘の関係は難しいものですよね。
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いつまで父親と一緒にお風呂に入っていましたか？

ワタシは小学校３年生になると
大将（父）と一緒に入りたくないなぁ～と思い始めて
でも、きっと悲しむだろうから拒絶もできず
なんとなく時間をずらしていました。

小学校５年生になると学区内を一緒に歩きたくないと思い
授業参観も「来ないでいいから」と思い切って伝えました。
家の中では普通にしてたんですけどね。

高校に入るとスーパーに２人で買い物に行ったりするようになりました。
バイト先にもよく迎えにきてくれました。

大学に入って、ダリンとの旅行の話にも
「気を付けて行って来いよ」と大将は言い
出来上がった写真を見せても、チラっと見ただけでした。

二十歳を過ぎた時、ラブホの看板を見て
「冷蔵庫の中身サービスだって！全部もらってきてもいいのかな？」
と大将が言うので
「前に行ったところは、なんちゃってスポーツドリンクと安マムシドリンクとカップラーメンしか入ってなかったよ。」
と言ったら、「そうなのか…」とテンション下がったようでした。

ダリンが初めて家に遊びにきた日は
ちょっと無口でした。

ワタシがちょっと結婚に迷っていた時には
突然ビューティー（母）との出会いを語り
「いろいろあったけど彼女と結婚して良かったと思っているよ」
と照れ笑いしてました。

ダリンが結婚の報告に家に来た時には
ダリンの次に緊張していました。
「教えておかないといけないことがある」と大将。
何事かと思っていたら
「カオリは夜中に急に座りだすから驚かないように」と。
「もうすでにビックリ済だよ」とワタシ。
「すごく怖かったって言ってたもん、ねっ」
「う、うん」とダリン。

後でダリンに怒られました。
「娘を持つ父親は繊細なのだから」
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そんな大将もあと何日かで還暦を迎えます。