ビューティー伝説

ビューティーとは実の母のことで
ワタシはなんだかんだ言って尊敬している。
強い人だ。病院へ行かない。
そしてその呼び名は容姿からのものではない。

彼女には数々の伝説がある。

ワタシが学生の時
夏の昼食に二人でそうめんなど食した後のこと・・・。
「なんか物足りないわねー」と彼女。
「そうだ！キトウがあった！」
「キ・ト・ウ！キ・ト・ウ！・・・」
「？・・・」「！！！」
ワタシも声を揃える。
二十歳を過ぎた娘と二人でキトウの連呼はどうなのか？
黄桃は「おうとう」か「きもも」と読むべきなのでは？

というハナシをダーリン（今のダンナ）にすると
「じゃあ、この「ちんすこう」は「ちんこすう」とか
読むんじゃねーの？」
と笑っていた。その個別の袋には流れるような文字で
「ちんすこう」と書いてある。
で、彼女に
「沖縄のおみやげにこんなお菓子をもらったよ」
と見せると、
「まぁ！ちんすじってなぁに？」
と。

想像を超えていた。

天然なのか。計算なのか。
ワタシは計算なのでは？と思っている。

明日は母の日。