年末調整の季節ですよ。

満員電車にぎゅうと乗ったらナフタリンの匂いがしました。
私もコート出しとかないと。
カオリです。
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先日「年末調整の説明会」に行ってきた。

私は一応給与課に属していますので
これから年末にかけて事務処理に追われることになる。


「会社員の年末調整も各自で行ったほうがイイ！」


これは常々思ってる事ですが
決して事務処理がメンドクサイからというわけではなく

「自分が払ってる税金に関心がない人が多すぎる。」

ということ。
（うちの社員だけかもしれないけど。。。）

「控除額が何万円なのに、戻ってきたお金が何千円なのはどうしてか？」
って還付金に関して聞いてくる人は、まだいい方で

「去年と同じに書いといて。」と用紙にハンコだけ押してくる人もいる。



Ｈ１６年分からの改正のひとつに
給与収入１０３万円以下の配偶者の「配偶者特別控除の廃止」
がある。
配偶者の給与収入が１０３万円未満でも２重の控除が受けられなくなるのだ。
（配偶者控除と配偶者特別控除で７６万円の控除額だったのが
　配偶者控除の３８万円のみの控除に。）


最近、新聞の１面で話題の
「定率減税　２段階で廃止」
は来年度、再来年度で定率減税をなくしてしまおうということ。

定率減税が１９９９年から景気対策として実施されていたものだったとは
私も今回初めて知ったので、知識の程度がわかると思うけど
所得税分の２０％、住民税の１５％を一律に引いていたものが
完全になくなるとなれば、大変な負担増であることは
容易に想像できる。
（だいたい景気なんて回復してないよ！私の周りでは。）


「消費税○％に！！」というのは誰にでもわかる増税なのか
「あれは困るよねー」と普段の話題にものぼりやすいが
新聞にちょろっと載って、あとの処理は会社でやってくれる
今回のような増税は、痛みがわかりづらい。


税金に無関心で
増税に気づかない人を増やすために
私たちは年末調整の事務処理をしてるんじゃないか！？

と思いながら仕事をするのです。


せめて、税金を有意義に使ってほしい。
そう願います。