おでん占いは『こんにゃく』でした。
カオリです。
***
(昨日の記事のつづき)
馬乗りになり、両手首を押さえつけた状態で彼は言った。
視線は胸元から外れ、見つめ合うかたち。
睨み合うと言ったほうが正しい。
「オイ!カオリ!!」
「なっ!なに!?」
「オマエ…オマエ…。
自慢げにそのトレーナー着やがって!!」
「はぁ?」
押さえつけてまでも伝えたいことがこんなこととは。。。
私が着ていたトレーナーは、サークル内でのレースの女子1位の賞品だった。
コーチが提供してくれた、スキー場の売れ残りのトレーナー。
合宿以外で着れそうもないものだが、皆は私のトレーナーをうらやましがった。
勝利者の証だからだ。
彼は続けた。
「だいたいあんなレースで早いタイム出したって
なんの意味もないんだよ!!
なのに1位でござ~いって?
はっ!おかしくって笑っちゃうって言うの!!」
確かに下級生のモチベーションを高めるためのような練習なので、起伏のないバーンに単調で短いセッティングのコースではあった。
競技スキー(アルペン)は旗と旗で制限されたコースをいかに早くゴールできるかを競うものだ。
腰の上の彼は完全に酔っていて、
そして私は絡まれている。
内容は笑えるものだが
しかし、動けない。
掴まれた両腕も痛い。
男なんだなーと思った。
慌てる状況でもないので、ゆっくりと落ち着いた声で私は言った。
「じゃあ言うけどさ。
あんな簡単なセッティングでコースアウトするヤツの気が知れないよ。
どうやったらあのセットでDF(Dont Finish)すんのか教えてくれる?
だいたいね、あんなんでタイムが出せなくて大きな大会でいい結果が出ると思う?」
彼は静かに私から降り、小さく体育すわりをした。
「そうだよね。なんで俺はダメなんだろう・・・」
「単にセンスがないんじゃない?」
「そっか・・・」
馬乗りになってでも伝えたい思い。
スポーツにかける青春。
楽しかったあの頃。。。
関連記事:二旗門先を見ろ!
カオリです。
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(昨日の記事のつづき)
馬乗りになり、両手首を押さえつけた状態で彼は言った。
視線は胸元から外れ、見つめ合うかたち。
睨み合うと言ったほうが正しい。
「オイ!カオリ!!」
「なっ!なに!?」
「オマエ…オマエ…。
自慢げにそのトレーナー着やがって!!」
「はぁ?」
押さえつけてまでも伝えたいことがこんなこととは。。。
私が着ていたトレーナーは、サークル内でのレースの女子1位の賞品だった。
コーチが提供してくれた、スキー場の売れ残りのトレーナー。
合宿以外で着れそうもないものだが、皆は私のトレーナーをうらやましがった。
勝利者の証だからだ。
彼は続けた。
「だいたいあんなレースで早いタイム出したって
なんの意味もないんだよ!!
なのに1位でござ~いって?
はっ!おかしくって笑っちゃうって言うの!!」
確かに下級生のモチベーションを高めるためのような練習なので、起伏のないバーンに単調で短いセッティングのコースではあった。
競技スキー(アルペン)は旗と旗で制限されたコースをいかに早くゴールできるかを競うものだ。
腰の上の彼は完全に酔っていて、
そして私は絡まれている。
内容は笑えるものだが
しかし、動けない。
掴まれた両腕も痛い。
男なんだなーと思った。
慌てる状況でもないので、ゆっくりと落ち着いた声で私は言った。
「じゃあ言うけどさ。
あんな簡単なセッティングでコースアウトするヤツの気が知れないよ。
どうやったらあのセットでDF(Dont Finish)すんのか教えてくれる?
だいたいね、あんなんでタイムが出せなくて大きな大会でいい結果が出ると思う?」
彼は静かに私から降り、小さく体育すわりをした。
「そうだよね。なんで俺はダメなんだろう・・・」
「単にセンスがないんじゃない?」
「そっか・・・」
馬乗りになってでも伝えたい思い。
スポーツにかける青春。
楽しかったあの頃。。。
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それはそれは切実な重い重い想いなのですよ…
ノーブラの乳よりも大切なくらいに…
若いのぅ…
いや、オヤジでも熱い想いは忘れちゃイカンよね
22歳の乳だよ。
今よりちっさいけど、プリンプリンの張りだったんだよ。
仰向けでもビクともしなかったもんだよ。
歳取るとなかなかアツクなれないよねぇ。