ワタシの人生を変えた名も知らぬ人

一昨日の夜、
帰ってくるダリンを驚かそうとして倒れたフリをしていたら
本気で玄関で寝てしまいました。
カオリです。
＊＊＊


何年か前にバンジージャンプに挑戦しました。
遊園地に飽きたワタシは並みの絶叫マシーンではもう満たされないとこまできてました。
８人くらいで行ったのに「バンジーやってみたい！」と言ったのはワタシだけ。
「じゃあ俺もやろうかなー」と、渋々ダリンもやることに。

事前に体重を量り、保険に入り、誓約書を交わします。

高さは７階建てのビルと同じ高さって言ってたかな。
工事現場の階段のようなアミアミになってるのを自分で上がるのもドキドキして
興奮と不安は最高潮。ひざガクガク。
で、飛び込み台で最後の選択を迫られるのです。

棒状のクッションを腕と脚で抱いて（木につかまってるコアラのように）落ちるのと
クッションを股に挟んで（手はフリーで）逆さに落ちるのと
どっちにしますか？と。


逆さでお願いしたい


オンナですもの。
頭から飛びましたよ。
アイキャンフラーイ！！ですよ。
足から着地なんてしませんよ。

なんか終わったあとはスンゴイハイなんだけれど
落ち着いてくると


あたし！なんだってできる！！


と、生きるチカラが湧き上がって溢れてきたのです。


何かに迷ってる方にはバンジージャンプをオススメします。




しかし、一番恐怖だったのが
ワタシにハーネスをつけてくれたお姉さん。
このバンジー自体ができたてのアトラクションだったためか、
どう見ても慣れない手つき。
「お姉さん、飛びました？恐かったですか？」と聞いたら
「ええ、昨日初めてやりました。恐かったですよ。」との事。

き　の　う　？

で、その甘え口調なお姉さんはハーネスをつけたワタシを
責任者らしい男性の前に連れて行き

「これでいーんですかぁ～」と言いやがったのです。

わざとかな？わざとだよね？不安を煽ってみたのだよね？演出だよね？

ドキドキが倍増したのは彼女のおかげです。

ワタシに今、生きるチカラがみなぎっているのも彼女のおかげなのです。