まっ昼間に突然
べットから飛び出てたつま先を思い出してみたり。
カオリです。
***
あるところに
「ものもらい」を患った三十路女がいました。
女は沼のほとりで途方に暮れたふりをして
したたかに何かを待っていました。
程なくすると
沼の中から美しい女神が現れ
ニッコリ微笑むと、女に向かって尋ねました。
「お嬢さん…いいえ、そこのご婦人。
そのような悲しみをもたらすできものを患う前、
あなたはどのようなお顔だったのです?」
「えぇ、ちょうど伊東美咲のような」
「まぁ、それはお気の毒に」
「目がぱっちりして鼻がつんとして口がきゅっとして
顔が小さくて背が高くて手足が長くて」
「それが今は見る影もないというわけですね…
ってオ~イ!!
あなたのように嘘つきで腹黒い人間は初めてです。
これから一生その顔で暮らすが良いでしょう」
「え?あ?ちょ、ちょっと待って!じゃあ、鈴木京香みたいな・・・」
女神は沼に沈んでしまいました。
べットから飛び出てたつま先を思い出してみたり。
カオリです。
***
あるところに
「ものもらい」を患った三十路女がいました。
女は沼のほとりで途方に暮れたふりをして
したたかに何かを待っていました。
程なくすると
沼の中から美しい女神が現れ
ニッコリ微笑むと、女に向かって尋ねました。
「お嬢さん…いいえ、そこのご婦人。
そのような悲しみをもたらすできものを患う前、
あなたはどのようなお顔だったのです?」
「えぇ、ちょうど伊東美咲のような」
「まぁ、それはお気の毒に」
「目がぱっちりして鼻がつんとして口がきゅっとして
顔が小さくて背が高くて手足が長くて」
「それが今は見る影もないというわけですね…
ってオ~イ!!
あなたのように嘘つきで腹黒い人間は初めてです。
これから一生その顔で暮らすが良いでしょう」
「え?あ?ちょ、ちょっと待って!じゃあ、鈴木京香みたいな・・・」
女神は沼に沈んでしまいました。
美しい女神が出てきました。
「女神様、ごめんなさい。本当は私、○○○○みたいなんです。」
今度は正直に言ってみました。
すると、女神は金と銀と銅の斧を出し、
「なんと不憫なご婦人だこと。これでめばちこをお切りなさいな。どれがよろしいのかしら?」
って、勝手につけてみました。ご挨拶が遅くなりました。はじめまして。お気に触ったらごめんなさいね。
・・あ。ブクブクブク
「女神様、ごめんなさい。本当は私、山田花子みたいなんです。」
「(斧は)どれがよろしいのかしら?」
「その金の斧をください」
「・・・やっぱり一生めばちこつけてなさい」
女神は怒って沼に沈んでしまいました。
「麻生久美子か高橋マリ子でも。。。」
・・あ。ブクブクブク
腹黒い人は助けてもらえないんですね。
ブクブク。