ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

ベガン、固有名詞、地球のステージ 

2009年06月07日 | 雑感
 先日、お茶会にYさんが持ってきてくださった「チ・ケーキ」
チーズを使わないチーズケーキ風のケーキ。

 豆腐などを使って作っているというのだが、そう言われなければ
普通のレアチーズケーキと思って食べてしまうほどそっくりの味だった。

ぜひたくさんの人に知ってもらおうということになり、
作り手のアランさんに話を聞いてきた。

アランさんはVeganで、肉だけでなく、乳製品も一切食べないそうだ。
そのようになったのは、十数年前に『Diet for a New America』 (John Robbins著)という本を読んでからだという。

いかに肉食が動物に苦難を強いて、環境にも良くないかをその本で知って
一晩で考えが変わったとアランさん。

そこで読んだことの具体例は?と聞いたところ、
牛は自然に生きていれば20年は生きるものを
牛乳をせっせと搾り取るために牛を酷使することで、寿命がわずか2、3年になっている。
それに牛が食べるための牧草の広さで、人間が食べる農作物を育てたらならば
今の何倍もの人間の食を満たすことができる・・・と教えてくれた。

話を聞き終えて、帰る際、彼は両手を合わせて「サンキュー」と見送ってくれた。

帰りしな思い出したのは、オーガニック食品店で置いている肉に
名前がついているという話。

「トム」とか「ニック」とか(それはおやじギャグ?)ともかく
そんな名前がわかっていると聞いたことがある。丁寧に育てられた牛さんなのだろう。

名前と言えば、先日の「地球のステージーありがとうの物語」の映画を観て、
一番心に残ったのは
“世界の人たちに起きていることを固有名詞で伝えたい”
という桑山先生の言葉だ。

登場したのは、貧困のために両親から見捨てられ、毎日ビニール袋を売り歩くフィリピンのメリジェーン、地雷としらず手にして片手を失ったリエム君など。

もし、私たちがすべてのことが見えていて、すべての存在の感情がわかるようなら
苦しくて生きていけないだろう。それにどこまでがんばってもすべてを今すぐ変えることは無理だ。

あえて感覚を鈍くし、知らなかったことにするか。
「わたしだって大変なんだ」と慈悲を仰ぐのか。
自分のできる範囲でと努力をするのか。
率先したり、NPOに加わったりして、改善運動に乗り出すのか。

自分のスタンスはといえば、
自分の出すエネルギーを基準に考えている。

自分が行動をすることで
自分が生き生きするのなら、どんどんする。
大変!大変!とネガティブエネルギーが出てしまうなら、
そこまではしない。
 
とはいっても、
たいていの仕事は、途中はアップアップで
やり終えたら充実感でぐんとエネルギーが高まるというものなので
見極めはしばしば難しいものだ。


 


















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2 コメント

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お久しぶりです! (Kaori)
2009-06-16 05:27:46
Babbieさん、メールからお元気そうなご様子が伝わってきます。
メッセージありがとうございました。

工夫してベジタリアンのおやつを作ってらっしゃるんですね!

神渡先生ともつながっていらしたとは、世間は狭いですねー。香帆さんが来晩中とのこと、アセンション委員会から連絡いただいていました。イベント情報、こちらにもアップしておきますね。
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お久しぶり~♪ (Babbie。)
2009-06-15 12:21:26
ご無沙汰しておりました。

今,マスタードローレスコミュを整理しておりましたら,かおりサンのお名前を見つけ,懐かしくて,やって参りました.
神渡先生からおはなしはうかがっておりましたよ...

今娘がバンクーバーに行っております。

チーズケーキは、私も乳製品を使わないので,豆乳チーズに白砂糖を使わず,アガベで作っています...
又は,豆腐をミキサーでドロドロ二シテ,ジェラチンを混ぜレアーチズケーキのようにしたりもします.

自分のスタンス...自分を愛し,自分が愛であると云う事に気づき,自分のエネルギーを良くする事は,世界平和にも貢献していると思います.
幸せでポジテイブな波動を回りに発散すれば,まわりの人も自然にも幸せになりますものね...(^ー^♪

ありがとうございます.

愛と感謝をこめて...
コイヌマ
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