最終回

野ブタが最終回を向けました。真希ちゃんも恵梨香たんもお疲れさま！！

個人的な印象では、個々の話ではおもしろいのもあるのですが、10話1作品として見た場合には、
ややまとまりに欠いていてそれほど盛り上がったとは思えないです。それはなぜだったんだろう・・・

たとえば、結局最後まで「野ブタ」とは何だったのかというのがわからなかったかと思います。
見た目と幼少期からいじめに遭っていたということ以外はほぼすべて謎。文化祭の回でお父さんらしき
人物が出てきたけど、なぜかすぐにタクシーに飛び乗って消えました。要は野ブタとお父さんは
一緒に住んでいないという設定だったのか？

でも、プロデュースというのはそういうものだと思います。本来の姿をなるべく隠して
（またはあえて強調して）人々の注目を浴びさせるのがプロデュースだから、お弁当を食べて
「まずい！」という野ブタがあの学校の人たちにとっての野ブタだったのでしょう。そう考えれば、
このドラマを見ていた人たちがプロデュースされた「小谷信子」の目撃者だったのかもしれません。

つまり何が言いたいのかといえば、自分もまり子ちゃんと海でデートしたいということです。