ずしんと、きました。
映画『ワルキューレ』だ。
監督:ブライアン・シンガー、主演:トム・クルーズ。
舞台は第二次大戦下、1944年7月のドイツ。
伯爵にして軍人、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐が挑むのは「ヒトラー暗殺」である。
この映画の最大のメッセージは、「ドイツが“ヒトラーのドイツ”だけではなかった」ということ。
命がけで、これに抵抗し、ドイツとドイツ国民、いやヨーロッパを救おうとした人たちがいたのだ。
タイトルでもある「ワルキューレ」は、本来、ヒトラーが亡くなった場合の反乱軍鎮圧計画である。これを利用して、ヒトラーを暗殺しようとする。
実在の人物たちによる、実際にあった出来事だと、今回、初めて知った。
もちろん、ヒトラーは45年まで生きていたわけだから、この暗殺計画は失敗している。
それを知ってはいても、映画を観ながら「何とか成功してくれ」と祈るような気持ちになっていた。
1944年当時のドイツにタイムスリップしたような臨場感。
中でも、ヒトラーが立てこもっていた総統大本営「狼の巣」や山荘の内部が興味深い。
暗殺計画の実行場面はもちろんだが、計画にとって必須だった「ヒトラーのサイン」を手に入れようとするシーンも、歴史の一場面に立ち会うようで、実にスリリングだ。
欲を言えば、もう少し、サスペンス性を高めることは可能だったように思う。
この計画に参加した、シュタウフェンベルク大佐以外の人物たち(軍の高官や政治家もいる)のことも描いていくのだが、やや中途半端。ならば、もっと大佐に集中してもよかったのではないか。
なーんてことも、後からは思うが、観ている間は、それこそ緊張しっぱなしだった。
『トップガン』から23年。
トム・クルーズ、ますます頑張ってます。
映画『ワルキューレ』だ。
監督:ブライアン・シンガー、主演:トム・クルーズ。
舞台は第二次大戦下、1944年7月のドイツ。
伯爵にして軍人、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐が挑むのは「ヒトラー暗殺」である。
この映画の最大のメッセージは、「ドイツが“ヒトラーのドイツ”だけではなかった」ということ。
命がけで、これに抵抗し、ドイツとドイツ国民、いやヨーロッパを救おうとした人たちがいたのだ。
タイトルでもある「ワルキューレ」は、本来、ヒトラーが亡くなった場合の反乱軍鎮圧計画である。これを利用して、ヒトラーを暗殺しようとする。
実在の人物たちによる、実際にあった出来事だと、今回、初めて知った。
もちろん、ヒトラーは45年まで生きていたわけだから、この暗殺計画は失敗している。
それを知ってはいても、映画を観ながら「何とか成功してくれ」と祈るような気持ちになっていた。
1944年当時のドイツにタイムスリップしたような臨場感。
中でも、ヒトラーが立てこもっていた総統大本営「狼の巣」や山荘の内部が興味深い。
暗殺計画の実行場面はもちろんだが、計画にとって必須だった「ヒトラーのサイン」を手に入れようとするシーンも、歴史の一場面に立ち会うようで、実にスリリングだ。
欲を言えば、もう少し、サスペンス性を高めることは可能だったように思う。
この計画に参加した、シュタウフェンベルク大佐以外の人物たち(軍の高官や政治家もいる)のことも描いていくのだが、やや中途半端。ならば、もっと大佐に集中してもよかったのではないか。
なーんてことも、後からは思うが、観ている間は、それこそ緊張しっぱなしだった。
『トップガン』から23年。
トム・クルーズ、ますます頑張ってます。
ワルキューレ ヒトラー暗殺の二日間スティ・ダレヤー原書房このアイテムの詳細を見る |