映画『ベイマックス』を見ました。
孤独な少年と心優しいロボットの絆や冒険を描き、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したディズニーアニメ。西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。そこに暮らしている14歳の天才児ヒロは、たった一人の肉親であった兄のタダシを亡くしてしまう。深い悲しみに沈む彼だったが、その前にタダシが開発したロボット、ベイマックスが現れる。苦しんでいる人々を回復させるためのケアロボット・ベイマックスの優しさに触れて生気がよみがえってきたヒロは、タダシの死に不審なものを感じて真相を追い求めようと動き出す。
いやあ、予想以上に良かったです(笑)。
ベイマックスの造形も、ヒロたち人間の顔も、見る前は「どうかなあ」と心配していたのですが、始まってみれば、すぐに馴染んで。
いつの間にか、ベイマックスに“表情”を見出していることに驚きます。
つい、「ウチにも、いたらいいかも」なんて思ったり。
ベースにあるのは“兄弟愛”でしょうか。
ヒロとタダシの兄弟愛、ヒロとベイマックスの異種間兄弟愛(?)。
確かに、『アナ雪』のボーイズ版っぽい。
ジャパニーズ・カルチャーへのオマージュもふんだんで、ちょっと嬉しくなります。
今年は、ソフトバンクが売り出すヒト型ロボット「ペッパー」のこともあり、ソニーの「AIBO」以来のロボット・ブームが来る、かもしれません。