(株)カプロラクタム-blog

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タキオン発見?

2011年09月25日 | 時事
現代物理学への挑戦…光より速いニュートリノ
ついに超光速粒子タキオンが見つかったか・・・と思ったら、ニュートリノヵョ。

特殊相対性理論の「光速度不変の原理」がある限り、299792458m/sという光速度を覚えておくことに損はありません。いや、そんな問題でなく(笑)相対性理論が正しいのなら、質量のあるいかなる物質も、光速度を超えることはできません。
また、ニュートリノという物質は、原子を構成している素粒子の中の、質量を持つ仲間(フェルミ粒子)に分類されています。こいつに質量があることは、かつて門前払いを喰らったスーパーカミオカンデの実験施設で証明され、世界中の施設で検証も終えています。
つまり、今回の実験で質量のあるニュートリノが超光速で進んだとすれば、実験の誤差か、実は質量がないのか、相対性理論が間違っているかのどれかということになるわけです。この中で一番確からしいのが質量ですから、前者か後者か、もし後者であれば100年間信じられてきた理論が瓦解すると言うまさに世紀の発見であるわけです。

まあ、ニュートリノというか素粒子の世界では、覆水が盆に返ったり、壁を突き抜けて瞬間移動したり、半分生きていたり、突然別人に変身したりするなど、普通の世界ではありえないような現象が頻繁に起きている世界ですから、たまたま超光速が出るとしても、そんなものなのかなと思ってしまいますね。いずれにせよ、この現象を活用したタイムトラベルは、人間が原子ぐらい小さくなれば可能ですから、残るは超高性能スモールライトの開発に期待するばかりです。

今度は質量保存の法則が・・・ゲフゴフ