少年法の、「定期刑」5年引き上げ改定要綱では、犯行時18歳未満の少年に無期刑を言い渡す場合、10年以上15年以下の有期刑にすることができると定める現行規定について改定をした。上限を20年とし、また、判決時20歳未満の少年に刑に幅を持たせる「不定期刑」を言い渡す場合、現行規定では短期と長期の上限を5年と10年としているが、それぞれ10年と15年に引き上げる。
また、家裁送致後に少年審判を受ける加害少年が国費で弁護士を付けられる「国選付添人制度」について、殺人や強盗など重大事件に限られた現行の適用範囲を、窃盗、傷害、詐欺、恐喝などに拡大。家裁送致前に国費で弁護士を付けられる「被疑者国選弁護制度」の適用範囲と同じにし、資力がない少年でも一貫した弁護士のサポートを受けられるようにする。
一方で、検察官が少年審判に出席できる「検察官関与制度」についても、同じ範囲に適用を拡大。窃盗や傷害などの事件でも、検察官が審判に立ち会い、意見を述べたり、少年に質問ができるようになる。
毎日新聞
9月4日(火)(一部改)
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どうせ5年で出てこられるんだから、外部から高校の先生が来てくれて高校資格ももタダで得て歯医者にも通い元気になって大学まで行こうかな。ひとを殺してこんな天国はない。みなさんをイラッとさせることを言うと、こうして弁護士資格を取得したものもいる。
どう考えてもおかしいぞ。カネがなくて高校をあきらめる者、定時制通信制、フリースクールに行くものがいる。しかも彼らは地を這うような努力をして学習をしている。彼らの目を見たことがあるか。僕は出張講義をしながらよく冗談をいって笑わす。事務室はいやな顔をしてたいてい一年限りの講義になるが、生徒達は僕の冗談にすがるように笑う。分かってやれよ、さみしくてたまらんのだ。
「おまえたちはなんというバカだ。世の中で努力をした人の仲間に入れるつもりでいるのか。」と僕はきついことを言うが、生徒達は初めて会った人の突然の発言に驚く。過激な本音を言うから驚き、もっとバイトに勉強に頑張ろうと誓う。近所の公園の遊具の中で寝て交通費を稼ぎ、とっくに分解した家庭には弟妹が口を空けて待っている。
一方、「大事な奥さんと子供を殺してごめんねw ボクは将来幸せな家庭をもつおww」という反省をした少年の恵まれ方はなんだ。ウソつき弁護士はニセの反省文を本人が書いたとして発表した。
「大変なことをしてしまった。申し訳ない。」これは違いすぎるだろ。同一人の発言ではない。なあ、「逮捕されたらアトム法律事務所」
一方、見過ごせない改訂要綱があった。国選弁護人は重大事件に限られてきた。微罪を犯す少年の家庭はたいてい崩壊していて弁護士費用を捻出できない。ここに国選弁護士の手がさしのばれたのはよいことだと思う。法の下の平等の原則を崩しても悪い奴をやっつけろという単純な人がいる。それは違う。法の下の平等が完遂するからこそ司法権の行使が可能になるというのが民主主義の手続きです。
全員に平等なチャンスを与えたからこそ初めてあなた方の好きな縛り首が可能となるのです。そう考えると経済的に不遇な人間に国選弁護士を配置していなかったのは明らかな法の落ち度です。
戦後の貧しい日本の残滓です。国選自体にも問題はあります。裁判所から国選弁護士に費用投げ渡しだから熱心に活動しない弁護士ほど残金=収入が多くなり弁護士の意欲をそいでいます。また有能な人は国選費用なんか「め」じゃないので、いきおい若い経験の足りないのが担当している現状があります。
Posted at 2012/09/10
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