「片麻痺お気楽日記」左半身麻痺 主婦の日記

産後の脳出血での左半身麻痺主婦。日々の生活や、半身麻痺さんへのお役立ち情報等。

起きた事はしょうがない

2024年12月13日 19時53分00秒 | 気持ち
以前、ここでも触れた出口治明さんが、Eテレの番組で、ご自身のリハビリの様子や、脳出血後の気持ちの事を話されていました。

別府にあるAPUアジア太平洋大学の学長をされていた時にも、ここで触れたのですが、その後、脳出血で倒れられ、リハビリをされていると知り、学長として復帰されて良かったな、と思っていました。

重度の言語障害と右半身麻痺の後遺症を1年のリハビリで戻って来られたのですから、凄いな〜と思っていましたが、その詳細がわかり、胸が熱くなりました。

医師の説明から3秒で気持ちを切り替えたとの話の時に【起きた事はしょうがない】と書かれました。
発語がまだ時間がかかるご様子でしたが、発症直後、言葉が発せられなかった事を考えれば、素晴らしい事です。

言語のリハビリは簡単ではありません。途中で“うつ”になる人もおられると説明がありました。

「人それぞれ」遅い人も早い人もいる、と。僕は早かったと笑われていました。

【目標を持つ事】が大事だと言われていました。

発症直後に思い出したのが、ダーウィンの『種の起源』にあった「適応したものが生き残る」の一節。

ガンジーの《明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ》を引用され、「明日はどうなるかわからないから、精一杯生きる」と結ばれました。

学長はお辞めになりましたが、お倒れになった時にやり掛けていたお仕事は、ちゃんと形になさいました。

今は週の半々を大学のお仕事とリハビリに励まれているそうです。

「本を読みなさい」と言われていましたが、私は最近読んで無いな、と反省しました。

以前の密着した番組での、学長室のズラリと並んだ本に圧倒されました。
取材ディレクターに「これを読んで」と渡されていたのが印象的でした。

今週火曜日にあった番組を今日観たので、メモした事を見ながらここに投稿しておきます。

私もまだまだ知らない事が多いという事も分かりました。

しかし、冷えます!
皆様、ご安全に‼️
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