以前、ここでも触れた出口治明さんが、Eテレの番組で、ご自身のリハビリの様子や、脳出血後の気持ちの事を話されていました。
別府にあるAPUアジア太平洋大学の学長をされていた時にも、ここで触れたのですが、その後、脳出血で倒れられ、リハビリをされていると知り、学長として復帰されて良かったな、と思っていました。
重度の言語障害と右半身麻痺の後遺症を1年のリハビリで戻って来られたのですから、凄いな〜と思っていましたが、その詳細がわかり、胸が熱くなりました。
医師の説明から3秒で気持ちを切り替えたとの話の時に【起きた事はしょうがない】と書かれました。
発語がまだ時間がかかるご様子でしたが、発症直後、言葉が発せられなかった事を考えれば、素晴らしい事です。
言語のリハビリは簡単ではありません。途中で“うつ”になる人もおられると説明がありました。
「人それぞれ」遅い人も早い人もいる、と。僕は早かったと笑われていました。
【目標を持つ事】が大事だと言われていました。
発症直後に思い出したのが、ダーウィンの『種の起源』にあった「適応したものが生き残る」の一節。
ガンジーの《明日死ぬと思って生きよ。永遠に生きると思って学べ》を引用され、「明日はどうなるかわからないから、精一杯生きる」と結ばれました。
学長はお辞めになりましたが、お倒れになった時にやり掛けていたお仕事は、ちゃんと形になさいました。
今は週の半々を大学のお仕事とリハビリに励まれているそうです。
「本を読みなさい」と言われていましたが、私は最近読んで無いな、と反省しました。
以前の密着した番組での、学長室のズラリと並んだ本に圧倒されました。
取材ディレクターに「これを読んで」と渡されていたのが印象的でした。
今週火曜日にあった番組を今日観たので、メモした事を見ながらここに投稿しておきます。
私もまだまだ知らない事が多いという事も分かりました。
しかし、冷えます!
皆様、ご安全に‼️
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