日本画と牡丹の日帰り旅

先週８日に福島県の須賀川へ、日本画のサークルの方たちと日帰りのバス旅に出かけてきました。

私たちに日本画の指導をしてくださっている先生は福島県の出身で、須賀川にも深い縁があり、今回、福島の復興を祈って、先生の作品が須賀川博物館で展示されています。



昨年に開催が予定されていた絵画展ですが、東日本大震災のために美術館が被災し、中止が危ぶまれていた企画でしたので、会場は博物館になってしまいましたが、とても楽しみにしていた旅行でした。

幸い天候にも恵まれ、豊かな緑に囲まれた博物館での作品展はとても素晴らしく、先生の作品の数々を堪能させていただくことができました。

昼食後に立ち寄った牡丹園では、樹齢２００年という牡丹にも出会い、今年は花期が少し遅れ気味とのことで、早咲きの牡丹の中を散策してきました。





こんなにたおやかな牡丹が２００年も咲き続けている不思議さ…
在来種だそうで、まさに牡丹色の美しい花でした。



ほんとうにたくさんの牡丹がそれぞれに美しく、歴史のある牡丹園だけに園内の巨木にも歴史を感じ、久しぶりにゆったりとしたひとときを過ごすことができました。






帰り道には少し、予定を変更して、芭蕉ゆかりの乙字の滝にも立ち寄り、景勝の素晴らしさに感動！！
私にもっと画力があれば、きっと素敵な風景画に仕上がったことと思いながらも、そこは断念？



「観光」とは程遠い毎日ですが、こんな一日を過ごすと、心豊かな気持になりますね。

たまには旅に出てみようかな？