昨年ご縁ができたT先生から自宅で気軽なお茶会を致しますからどうぞ・・・と
お声をかけて戴き、以前同門の大先輩Y様と出かけてまいりました。
連客6名で濃茶➡後炭➡お薄 T先生の楽しいお話と解説に席中は和やかでした。
旧正月に寄せた趣向で初めて知るお道具や説明にひきこまれました。
本席の床は狩野常信自画賛・・花入は唐金・・花は黒文字・香り姫という椿
香合・・日々庵作のくくり猿(楽焼)ほしいわっ~~逸品でした!!
高取広口茶入れ・・銘(陽明)蓋がとても素敵で見ごたえがある茶入れでしたね。
信楽のお茶碗・・銘(仙窟)野馬釜は初見でした!
主菓子はユリ根金団・・銘は「春の色」 干菓子は「富士のこけもも」すはまの「松葉」
「末富のふのやき」大変美味しゅうございました!
お薄は6碗それぞれ見ごたえのあるお茶碗!!わたくしは赤膚焼きでお点前を頂戴し!
黄瀬戸の茶碗を拝見しているとT先生から、大橋秋ニの名前をご存知ですかと聞かれ・・
幕末の陶工で医師であり尾形周平に陶法を学び、晩年は美濃養老山に窯をひらき
養老焼きに取り組んだとご説明がありました。お茶会で知ることはとても印象に残る。。。
知らなかったことを知る喜び!だからお茶会は楽しい~~
終了後はY様と別れがたく余情残心な世界にしばし時をかり共に切磋琢磨した時間を語った。。
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