nonnon日記
先日、東京近郊に住む従姉妹の家を訪ねた。
我が一家が転勤族だった、２３年前、
従姉妹から借りて、２年間住んだ懐かしい家でもある。
従姉妹は、昨年、その家を建て替えて、定年退職した夫と穏やかな
日々を送っている。
懐かしくて、従姉妹と、ご近所の話をしていたら・・・・
「お隣りさん？5年前に家売って出て行っちゃった。田舎の実家に帰るって」
「えっ、いないの？」 「ご長男が、難病に罹って、歩き辛そうに歩いて
いたけど・・・」 「あの、可愛いかった坊ちゃんが？」
・・・私の記憶にあるのは、いつも楽しそうな笑い声の響いていた家・・・・
中年にもかかわらず、美男美女のご夫婦と、
可愛い小学生のお姉ちゃんと弟。
こちらは、夫が単身赴任で、幼稚園児だった上の子と
心細く２人で暮らしていた、あの日々・・・・
隣の一家は、賑やかで明るい、幸せ一家に見えた。
ご主人が、（バブル時代の後に倒産した）
Ｎ屋に勤めていたとは聞いていたけれど・・・。
一家に大きなストレスがかかったことは、間違いない。
奥さんは、どんな、大変な日々を過ごしたのだろう・・・・。
今、日本中のあちこちで、幸せな家庭が崩れやすい・・現象が起きている気がする。
国と国の戦争は、見えやすいけれど、現代は、各家庭や、個人的に
‘見えない’経済戦争や、心理戦争に、さらされているのかも知れないと思う。
経済戦争も辛いが、心理戦争は・・・・
‘思いわずらうな、野の花は・・・・’
聖書も’鈍感’を薦めている！
明日何があるか解らないので、・・・・
今日は美味しいものを食べて元気を出そう！
病気でも事故でも、「死ぬまでは死なん」！(ある登山家の言葉）
完全な幸せなんて、どこにもないので、
持ってるものを数えて暮らそう！・・・と、自分に言い聞かせて・・・。
（半世紀以上生きていても、私の悟りはこの程度で・・・・。）
