nonnon日記
今日は、午後、ちびっ子達を2人の指導員で、体育舘に連れて行った。
20人の希望者を連れて行って、結果、3人が(打撲で)泣いた。
Y君は、I君とぶつかって頭を打ち、オイオイ泣いていた。
(2人共、普段、激しい、ツワモノの2年生である。)
「お部屋に戻って、打ったところを冷やそう」と言っても
「いやだ」という。「絶対に野球をする」といって泣きじゃくる。
「できる?」と聞くと、「頭痛い」と泣く。
しばらく頭をナゼナゼしていると・・・・
「野球したいのに、できない自分が嫌だ」と自分の頭を叩く。
「病気したり、怪我した時は、体を休めるんだよ」というと・・・
「お父さんがいつも言ってるもん、そんなんじゃダメって・・・。」
「お父さん、熱あってもYシャツ着て仕事行くもん。・・・
お父さん、甲子園行ったんだ。優勝したんだ。野球もサッカーも、
何でもできるんだ。」と、しゃくりあげながら語る。
・・・わずか7歳の‘ガキンチョ’ながら、・・・これでは‘モーレツサラリーマン
に休息を勧めるカウンセラー’の役ではないか。・・・なだめすかして、部屋に
連れ戻したが・・・お父さんの影響力はこの子にとって絶大である。
今の世の中の厳しさが、お父さんを通して幼い子にも伝わっているようにも
思える。・・・・‘目標に到達できない自分が嫌い’という考え方は、大人でも
時々見られるが、心の健康の点ではちょっと危険と思う。
この子が‘自分を好き’と思うことが多くなるように、ちょっと‘ものの見方’の
アングルの幅を拡げてあげることができたなら・・・・と思う。