もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.256「視線入力装置、公費給付に感謝!その3」

2014-06-27 | 健康・病気

             nonnon日記

夫が視線入力装置を2か月以上使って、上手に使える

ようになってきたので、そろそろ公費申請を、と期待して

いた矢先、8月、肺炎を起して、40度近い熱を出した。

特別室で点滴の日々を過ごしたが、呼吸も苦しい状態

なので、夫の求めに応じて視線入力装置をセットしても、

なかなか文字が入らない。

3か月のレンタル期間は終わるので、購入か返却か、

決断せねばならない。

「もう、コレ返してもいい?」と夫に聞くと・・・

夫は目をつぶって、カブリを振る。

夫にとって、意思表示の唯一の命綱を、手放したくないのだ。

かといって、もう使えないかも知れない高額の装置を

ポーンと買う程の経済的余裕があるわけではない。・・・

苦肉の策で、業者と交渉して、3か月レンタルをとりあえず、

10か月レンタルに期間延長してもらった。

肺炎は完治して、1か月半で、やっと元の病室に帰ることが

できたが、本来の病状が進行し、呼吸する度、ヒーヒーという

独特の喘鳴が周囲に響き渡った。

呼吸が苦しいので、視線入力装置どころ

ではない状態がさらに2か月続く・・・。

コメント
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