nonnon日記
いつも散歩する公園・・・いつものコースで出会う樹木達。
その中に、虫に食われて幹がえぐられたり、傷ができて腐食した老樹達・・・
お世辞にも「美しい木」とは言えないけれど・・・
「それがどうした?」とばかりに堂々と生きている姿に毎度感嘆する。
残った形成層・維管束で根から水を吸いあげ
葉っぱで作った養分を根に送り、ちゃんとしっかり生きている。
緑の葉っぱを青々と繁らせて。
大抵、根元からは子供の枝・・・「ひこばえ」というのだそうだ。
幹には「胴吹き」という若い枝を出して・・・。
これらは、上の葉っぱが少なくて、樹木全体を養う充分な栄養が、光合成で
作れない時、その分を補うべく、自発的に木が出すものだそうだ。
「せっかく、この土に根を張ったのよ。そう簡単に、生きることを
あきらめたりしないワ・・・」「そうですよね、これからも頑張ってください!」
この老樹達の姿に目を留める度、私は圧倒されるのだ・・・。