もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.313 「抗生剤 ミノサイクリン のこと」

2016-10-16 | 健康・病気

                 nonnon日記

夫が39.3度の高熱を出した日から12日目になる。

今では夫はすっかり良くなった。熱の出た日の夕方から抗生剤ミノサイクリンを

胃ろうに入れてもらい、翌日には熱は37度台に下がった。しかし、である。

その日、夫はシャックリが一日中、続いたのである。

たかがシャックリといえども、夫の場合、呼吸が乱されて、血液中の

酸素濃度が下がってしまうので、心配した。

主治医先生が回診の折、「シャックリは、横隔膜の神経によって起きるんだよね。」

とおっしゃる。「神経・・・・」それで、私はハットした。

前夜、家のパソコンで抗生剤ミノサイクリン について調べた中に・・・

「ミクログリアの活性化を抑制する・・・脳の発達や神経回路形成に影響する

ことが、動物実験で確かめられている。・・・統合失調症の研究に使われる。」

という記述があったのを思い出した。

家に帰って、その箇所を印刷して翌日主治医先生に持って行ったら・・・

「そうだね。薬には、まだ解っていない作用もあるからね。」

ということで、同じ細菌を殺す薬でも、セフェム系とやらの薬に変えて

くださった。

「素人が、差し出がましく何を言う」という医者も多い中で、

今の主治医先生は、人間的に謙虚で、誠実で、柔軟で、コミュニケーション力

が高くて、患者家族としては、大変有難く思う。

翌日にはすっかりシャックリも消え、途中、お腹が下ったりはしたが、

(抗生剤で、お腹の良い菌も死ぬそうで)順調に回復している。

ミノサイクリン という薬、ニキビ治療にも使われる一般的な薬のようで

あるが、神経系統に敏感な、うちの夫には合わない薬だと思った。

ウルサイ患者家族と思われるかな、と迷ったけれど、受け止めていただけて、

ホット安堵した。

 

 

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