もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.87「気になる部屋」

2009-01-27 | 日記・エッセイ・コラム

            nonnon日記

散歩途中に気になる部屋がある。

失礼とは思うが、ついオバサンは覗いてしまう。それは・・・

Moyai_053 この「犬の保育園」!

いつも4~5匹の種類の違う

品格’のいやしからぬ

ワンちゃんたちが

一緒に‘教育’を受けている。

Moyai_055 変なオバサンがじっと、見てるぞ、

と、‘よそ見’する‘生徒’

ガラス越しに、ジトーと

見詰め合うこととなる

ゴールデンリトリバーから

チワワまでいて、全然喧嘩する様子はない。

入学時点で選別されているのか、あとで、教育されたのか・・・。

喧嘩など、生まれて一度もしたことがない程、育ちがいいのか・・・。

家と違うところに連れてこられて、それなりに、気を使うであろう。

「意地悪する子いない?」

おせっかいオバサンは聞いてみたくなるのである。

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No.86「役員報酬は必要?」

2009-01-26 | 日記・エッセイ・コラム

         マンション日記(理事長編ーその42)

先週の理事会で、次期の役員報酬について協議した。

今期は、大規模修繕があったので、役員の負担が大きいことが

予測され、(前総会で)当マンションで初めて、役員会出席手当をつけた。

今期の体験を元に、次期は

役職手当と出席手当の2本立ての

報酬制を提案して、総会に諮ることになった。

「マンション役員はボランティアで、報酬は要らない」という意見も

あるが、・・・大規模修繕を経た経験から言わせてもらえば、

役員皆の意にかなう工事や備品購入には、やはり、熱意と

労力と時間が必要とされる。

よく 「安かろう、悪かろうは困る」 だとか

「単に金額では比べられない」 とかという意見がまかり通り、

比較する努力’を放棄する組合もある。

確かに工事等、ズブの素人には解り難いが、それでも(関連のない)

3社以上の業者を呼んで、互いに他の業者の工事方法について

尋ねてみるなどすれば、その特徴、長所、短所、‘費用の相場’も

何となく掴めてくるものである。

備品購入など、サンプルを3種類以上持ってきてもらって

素材、機能、価格等、理事会で皆で協議して決める。

手間暇はかかるけれど、自分達の住まいについて

心から親身になれるのは、自分達だけである

微々たる役員報酬で、役員の皆さんの‘役割意識’が増し、

フットワーク’が軽くなれば、マンション全体にもたらされる

メリットは、計り知れないものがある・・・・と思う。

暮らしやすいマンションにする為、役員さんに

マメに動いてもらう為には、役員報酬は必要であると・・・

理事長を降りるので、主張しやすくなった・・・ので

言わせてもらいました。

 

 

 

 

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No.85「オバマ大統領」

2009-01-23 | 日記・エッセイ・コラム

             nonnon日記

Moyai_048 21日は、半世紀以上生きていて良かったな、と

心から思った。

子供の時はアンクルトムの小屋

大人ではルーツ

それに、それにあの悲劇の・・・

マーティン・ルーサー・キング牧師の  「I Have a Dream 」

・・・私には夢がある。いつの日かかつての奴隷の子孫たちと

かつての奴隷主の子孫たちとが、共に兄弟愛のテーブルに

着くことができるようになるだろう。・・・・

私には夢がある。いつの日か私の幼い4人の子どもたちが、

彼らの肌の色によって評価されるのでなく、彼らの人格の深さ

によって 評価される国に住めるようになることであろう。・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

就任式の演説は、さぞドラマチックかと思いきや・・・

オバマ大統領は、キング牧師の悲願であったものを

とっくに超えて、(問題にせず)  挙国一致で経済再建

いやはや、アメリカ合衆国って、本当にドラマチックな国!

日本で長生きしてもロクなことがなさそう、と思ったけれど

歴史的瞬間を見れるってことは、やっぱり素晴らしい!

 

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No.84「役員の逃げ方」

2009-01-22 | 日記・エッセイ・コラム

           マンション日記

そろそろ次期役員の目星をつける時期である。

現役員で留任する人、もう退きたい人、それとなく打診する。

「いやァ、そろそろ親のところに引っ越さなくてはならなくて」

「体調が悪くて」   「家内の体調が悪くて」

(スーパーでお元気そうなのをお見掛けするが)

新しく引っ越してきた人に声をかけると「姪っ子のお産の手伝いでフランスに」

名簿をたどっても、忙しそうな人や高齢の人。

やれやれ・・・・

昔、子供のPTA役員の時代、ある友人の言葉を思い出した・・・

「いい?部長を逃げるにはね、‘だれか・・・’と言われた時に

決して顔を上げてはダメよ。コホンと、咳をしてもダメよ。

目立たないように、じーっと下向いてね。

根くらべで、どんなに時間が経っても、忍耐よ。

しびれを切らしてつい ‘やります’ と言っちゃった人が負けなんだからね。」

・・・・・修養が足りず、いつもこの沈黙に負けたのが苦難の始まり。

オバサン集団の中で、自分の意見がボコボコにされる快感を味わって、慣れて、

PTAは通算8年。

お陰で路上やスーパーでは未だに‘しゃべれる人’によく出会う。

ついマンションでも同じ反応をしてしまって理事長3年。

でもホント、マジでそろそろ、ちゃんと引継ぎをしなくては・・・。

マンション廊下で・・・・・‘呼び止め作戦’開始

あのー ちょっと-ヨロシイデショウカ・・・・・」

 

 

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No.83「厳しい時代」

2009-01-17 | 日記・エッセイ・コラム

           nonnon日記

先日、スーパーの中で、中学生の塾を開いていた時代に、

兄弟で通ってきてくれた子のお母さんに出会った。

もう20代後半になっているはず・・・その頃の顔が浮かび、

懐かしくて、坊ちゃん達の近況をお聞きすると・・・

1人は市内、1人は東北に住んでいるけれど、2人共、とても

仕事がハードで、忙しく暮らしているそうである。

「結婚は?」と聞くと、「それどころではない」というご返事。

・・・・そうなのだ、友人の息子さん達、みな、ことごとく、

「目いっぱい、働いている若者」が多い。

転勤になっても、引越しの手続きをする休みが与えられなかったり・・・

生活の全てが仕事・・・という状況も多く聞く。

まるで‘戦場’のようである。

一体この国はこれからどうなって行くのだろう、と思ってしまうが・・・

お母さん達は、心配しつつも「体を壊さないで、頑張れと言う他ないのである。

でも30代、40代までその働き方で行けるのだろうか?

こんな時代には、「体を壊したり、ドロップアウトした時の受け皿」が必要である

と思う。   生活の中に、優しさや、温かさ、安堵感、・・休むところがなければ、

歯を食いしばって頑張ることもできず、仕事能率も落ちるであろう。

見ようによっては、人間が‘間引かれる’この状況、打開策はどこかにないだろうか。

個人的には、降ってくる弓矢を避けつつ、たくましく

前進する以外にないのだが・・・・。

 

 

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