nonnon日記
今日は半日がかりで、夫を連れて国立系病院を受診してきた。
ところが、「門前払い」に合ったようで、がっかりして帰ってきた。
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3年前、夫が強烈な頭痛がするというので、「すわ、脳卒中?」
と、脳血管系に強いといわれている私立病院を受診した。
MRI等の検査の結果、血管に異常はなくて、脳神経が原因
と診断されて3年間通院している。(途中、大学病院も受診して
診断に間違いがないことも確かめた)
なかなか見つけ難い病気だそうであるが、早く専門医に出会えて、
面倒な各種の書類手続き・申請もこなしていただけたことは、
「不幸中の幸い」と思って感謝している。
しかし、である・・・昨年暮れ、夫39度の熱が出て吐き下した時、
その私立病院に電話すると・・・
「只今、内科の先生はおられません。」
新聞で休日救急医を探して行く直前、以前、夫が骨折で入院した
近くの国立系病院を思い出して電話すると・・・受診OK。
とんだ‘大晦日’ではあったが、夜10時位まで点滴していただき
症状も治まり、安心して連れ帰ることができたのだった。
何かあった時には、本当に頼りにできる国立系病院だ。
それも自宅から車で5分の距離ー。
いざという時の為に、カルテを作っておいてもらおうー
そう思って、車椅子を押して、夫を受診させたら・・・
「通院はあちら、入院はこちら、というのは、困ります。
病院を決めるのは患者です。それでしたら、今の主治医さんに
紹介状を書いてもらって、こちらに通院してください。」ーと。
「この病気には治療法はなくて、対処療法しかないのです。」
これだったら、去年受診した大学病院の先生の・・・
(ちゃんとMRIもとって、検査した上で)
「診断は私も全く同じです。大丈夫ですよ。
いざとなったら、○○病院と連携をとりますから。
そのまま○○先生のところに通っていて大丈夫ですよ。」
という対応の方が患者としては有難かったなァと思う。
主治医は、今の先生のままでいいなァ。
眼光の中に、‘病の悲しみや難儀’に対する共感性が感じられるものー。
(障害者手帳始め、各種申請もことごとく、引き受けてくださった。)
だけど‘病院’はこの国立系総合病院が頼り甲斐あるー。
病と闘うに、どう対処すべきかー。病院、主治医の選択は、
とても大きな選択である。(主治医の転勤に合わせて病院を変わる難病患者も
二人いた。)
でも夫はまだまだ元気!
リハビリに励もう! (いえ、主語は‘夫’ですが。)