もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.192「同窓会」 

2011-08-19 | 日記・エッセイ・コラム

            nonnon日記

Moyai_092 何十年も会っていなかった人

に会うのは・・・・

 まるで浦島太郎の玉手箱を

 開けるよう。

年月は、確かに風貌を変えて、

世の中での役割もそれぞれだけれど・・・

中身は‘あいかわらず’。

思わず知らず、みんな、優しい笑顔になっているのは・・・

共に過ごした欠け甲斐のない・・・若い日々が蘇るから?

この時代の、同じ風景の中を、長ーい時間走り続けて、

なんとか無事にここまで生きてこられたね。

家庭や仕事、健康、それぞれに、年齢相応に課題を

抱えながら・・・それぞれの場所で、まだまだ元気で

やって行きましょう。

‘共有したその日々’は、実は結構苦しい時間、

嫌な時間もあった筈なのに、今では記憶の中で、

明るい色に塗り替えられている・・・・

これは・・・‘玉手箱’の‘煙’のせい??

 

 

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No.191「お盆に見た夢」

2011-08-12 | 日記・エッセイ・コラム

           nonnon日記

Moyai_00110日、 3年前に亡くなった

愛猫カールの夢を見た。

あれ、今日は何の日?

と思ったら・・・

バリバリ、お盆前日だった。外にカールがいて、

私が 「早く家の中にお入りよ」 と言っている夢だった。

あの頃の日常のように、ごくごく当たり前のように・・・・。

夜中、在りし日の写真をじっと見れば・・・20年間の

楽しかった思い出がめぐってきて・・・涙があふれてくる。

ケータイの待ちうけ画面は、既にカールから1歳半の

孫娘の写真に変わった。(その方が、‘明るい’から。)

随分、ジコチュー、勝手ではある。

変な言い方だが、‘亡くなる’とはつくづく不思議な現象だと

思う。思わなければなんの感情もないが、思い出せば、

‘なぜここにいないの’‘なぜ会えないの’と、鉄の扉で閉ざされ

愛するものに、2度と再び会うことのできない‘残酷さ’を味わう。

この先はもう、般若心経の世界になるだろうか・・・

亡くなった母・舅さん・カール・新しく生れてきて育っている孫娘・・・

写真を並べてながめていると、‘時’というものが

‘不思議’に感じられる。

過去6年間、カウンセリングを学ばせてもらった経験があるが、

‘思い’をコントロールできなくなったクライエントの苦悩を辛抱強く

支えるのが役目だった。

仕事で忙しい時、目の前に目標のある時は、それだけで時間が

過ぎていく。

お盆休みというのは、流れていく‘心理的時間’をしばし留めて、

‘思い’を整理して次へ向かう期間ー‘先人の知恵’であるかも

知れないーと思う。

 

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NO.190「病院の選択?」

2011-08-11 | 日記・エッセイ・コラム

          nonnon日記 

今日は半日がかりで、夫を連れて国立系病院を受診してきた。

ところが、「門前払い」に合ったようで、がっかりして帰ってきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3年前、夫が強烈な頭痛がするというので、「すわ、脳卒中?」

と、脳血管系に強いといわれている私立病院を受診した。

MRI等の検査の結果、血管に異常はなくて、脳神経が原因

と診断されて3年間通院している。(途中、大学病院も受診して

診断に間違いがないことも確かめた)

なかなか見つけ難い病気だそうであるが、早く専門医に出会えて、

面倒な各種の書類手続き・申請もこなしていただけたことは、

「不幸中の幸い」と思って感謝している。

しかし、である・・・昨年暮れ、夫39度の熱が出て吐き下した時、

その私立病院に電話すると・・・

「只今、内科の先生はおられません。」

新聞で休日救急医を探して行く直前、以前、夫が骨折で入院した

近くの国立系病院を思い出して電話すると・・・受診OK。

とんだ‘大晦日’ではあったが、夜10時位まで点滴していただき

症状も治まり、安心して連れ帰ることができたのだった。

何かあった時には、本当に頼りにできる国立系病院だ。

それも自宅から車で5分の距離ー。

いざという時の為に、カルテを作っておいてもらおうー

そう思って、車椅子を押して、夫を受診させたら・・・

「通院はあちら、入院はこちら、というのは、困ります。

病院を決めるのは患者です。それでしたら、今の主治医さんに

紹介状を書いてもらって、こちらに通院してください。」ーと。

「この病気には治療法はなくて、対処療法しかないのです。」

これだったら、去年受診した大学病院の先生の・・・

(ちゃんとMRIもとって、検査した上で)

「診断は私も全く同じです。大丈夫ですよ。

いざとなったら、○○病院と連携をとりますから。

そのまま○○先生のところに通っていて大丈夫ですよ。」

という対応の方が患者としては有難かったなァと思う。

主治医は、今の先生のままでいいなァ。

眼光の中に、‘病の悲しみや難儀’に対する共感性が感じられるものー。

(障害者手帳始め、各種申請もことごとく、引き受けてくださった。)

だけど‘病院’はこの国立系総合病院が頼り甲斐あるー。

病と闘うに、どう対処すべきかー。病院、主治医の選択は、

とても大きな選択である。(主治医の転勤に合わせて病院を変わる難病患者も

二人いた。)

でも夫はまだまだ元気! 

リハビリに励もう! (いえ、主語は‘夫’ですが。)

 

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No.189「板ばさみ」

2011-08-02 | 日記・エッセイ・コラム

            マンション日記

管理人さんが困っている。

Aさん宅の臭いについて、向かいに住むBさんが苦情を言って来る。

 Aさんに伝えたところ、「嫌味なことを言う」と反発されー。 

  Aさんは80代女性。7~8年前、有名な会社の社長だった

ご主人を亡くされ一人暮らし。数年前も、共用廊下に贈答品の

海産類が山と積まれ、悪臭を放ち、理事会で問題にされた‘前科’がある。

最近、甥っ子さんがゴミも整理され、役員一同、安心しておりましたが・・・。

どうも今回は、線香の匂いらしい。ドアを開け閉めする度、

‘個性的な’強い匂いが廊下に漂うらしいのだ。

向かいのBさん。若い家族の30代パパ。

身長180センチの体格に似合わず「私は臭いに弱くて」

と眉が八の字。仕事も忙しくて疲れ気味?

Aさんに直接何度か苦情を申し入れたみたいで、

Aさんによるとー 「あの人はヤクザだ!」

管理人さんがAさんと立ち話している光景は、Bさんには

管理人さんがAさんに味方しているように見えるのであろう、

Bさん、管理人さんに

「Aさんと、楽しそうに話をするのは止めてくれ」 とー。

ちょっとなんだか双方、感情的になってきてない?

管理人さんの‘当惑’を聞きながら・・・心配になってきた。

 

 

 

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