もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.269「牡蠣をめぐる葛藤」

2014-11-21 | 日記

          nonnon日記

「あなたが~こわいの~だけどとて~も好きなの~」

スーパーマーケットの中で、よく思い出す歌がある・・・・。

昔、流行っていた 久美かおり さんの歌。

その歌詞が頭の中を巡りつつ・・・、見つめるのは・・・・牡蠣である。

私の人生の歴史の中で、牡蠣に当たってひどい目に遭ったことは3回ある。

3回とも、吐き下しで、3日間は苦しんだ。どれも‘生がき’だったが・・・・。

先日、広島産(播磨灘)の、美味しそうな牡蠣のパックを見つけたので、

購入して冷蔵庫に入れておいた。

ところが、つい忘れてしまって・・・気がついたらば、賞味期限が1日オーバー!

どうしよう・・・捨てようかな?・・・・でも美味しそう・・・。

まァ、しっかり火を通せばいッか・・・・・。

ということで、アルミホイルに2重に包んで、ホイル焼きに。

4つ目位、ほおばったところで・・・・ン?ン??

ちょっと、まだ、生っぽい??大丈夫かな?・・・でも美味しい・・・・

ウウン・・・・美味しい・・・この味は他に替え難いものがある・・・・。

と、思っているうち、全部食べてしまった・・・・・・。

アレーーーー、大丈夫かな???

賞味期限キレの牡蠣だったよねェ!!   全部食べてから、心配になる。

常備薬の太田胃散を飲む。ついでに、黒酢 も。

布団に入ってからも、・・・・どうも、胃が気になる・・・・。

牡蠣に当たった場合、‘結果’が出るまで、2日はかかる。

今は、もしかすると潜伏期間?

ああ、だからやっぱり、食べなきゃ良かった・・・・。

捨てればよかったでしょ・・・・・。

捨てていれば、おかずが1品少ないだけで、今頃、平穏に眠れたのに。

(悶々として眠れない・・・)

あれから3日・・・・

無事なので、やっぱりあの牡蠣は、大丈夫だったのである。

ホットしたけれど・・・・疲れた。

でも、あの牡蠣は、ジューシーで、とても美味しかった。

かくして、私はまた繰り返すのだろう。

スーパーの中で、牡蠣を見つめて・・・・。

「あなたが~こわいの~だけどとて~も好きなの~」
 

 

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No.268「病院の休憩ソファでの会話」

2014-11-01 | 健康・病気

              nonnon日記

今日は、向かいの病室の付添い奥さんSさん(70代女性)が、

休憩フロアのソファに座って、ため息をついていた。

「1時間以上もかけて、毎日通ってきているのに、夫ったら、不機嫌で、

私に鬱憤をすべてぶつけてくるんです。それなら、もう来ないから、と

言いたくなってしまう。」(Sさんのご主人は、80代。交通事故で、寝たっ

きりになったが、意識は正常。)(うーん、すごく良くわかる・・・・。

うちもそんなん、ショッチュウやん、)

「病人は、辛さを訴えるところが、奥さんしかいないですもんねェ」

と、つい優等生的コメントを返してしまって・・・・後悔した。

(ホラ、奥さん、うつむいて、黙ってしまった・・・・)

これはマズイ・・・・と気付いて、付け加えた。

「ご主人とお母さんを看取った友人が言ってましたよ。

夫の介護が一番大変。夫は、妻は自分の世話をするのが当然、

と思っているから。妻を小間使いと思っているから、始末に負えないね。

まァ、ちょっと甘いものでもいかが?」(バッグにあった小さなチョコレート

の袋を差し出す。)Sさん、「アマーイ」と召し上がってから・・・・

「・・・・それじゃ、夫のもう一方の足をマッサージしてから、帰るわ。」

とまた病室に戻っていかれた・・・・。

介護は、このような ‘ゆれ’の繰り返しである。

40年も50年もの長い間、一緒に暮らした人を大切に思わない人は、いないで

あろう。それでも、看る側も看られる側も、辛い時は辛いのである。

そんな時、何もできなくても、愚痴をちょっとだけ聞いてくれる人がいると、

それだけでかなり精神的に救われるものである。人の精神構造というのは、

自分を含めて、弱いものであるけれども、また復元力も確かにあるものだと

思う。要するに、ちょっとしたキッカケがあれば、結構、また立ち上がれるのだ!

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