nonnon日記
先週、急に主治医に呼び出され、何かしらん?と思ったら・・・
何と、昨日、投薬ミスがあったとのこと。
向かいのベッドの患者と、夫の薬がすり変わったと。
「えー!」と驚いた私。 咄嗟にある思いが頭に浮かんで・・・
「なら先生、薬を減らしてください!」 と叫んでいた。
今日、夫はいつもと変わらず、車いすに乗って、リハビリも受けた。
・・ということは・・今の薬が投与されなくても無事ということではないか?
副作用の強いと思われる今の薬は、減らしてもいいのではないか?
と考えてしまった・・・。
(後で考えれば、その時、私が言うべき言葉は・・・
「そんな間違いがあっては、困ります!」 ですよね。ふつう・・・。)
減薬については、信頼の置ける看護師さんの助言もあり、とりあえず、
年末年始のお休み中は、今まで通りとし、新年に稼働してから、神経内科の
先生とも相談しつつ、少しづつ試すことで落ち着いた。
そして・・・これがまたビックリなのでありますが・・・
後で、涙ながらに部屋に謝りに来たのが、何と、
『ワーストワン』だったのである、・・・・。
いつものあの横柄な高圧的、『アウシュビッツの看守的』態度がどこへやら、
「申し訳ありません。許してください。」と、うなだれている・・・。
その態度に、つい反射的に、言ってしまいました、私ー。
「いやー、そんなこともあるわよ。気にしないで・・・」
つい、肩など撫でてしまった。(私って、何て、いい人なんだ???)
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あれから1週間・・・・私に対して、ワーストワンは、急に
『ナイチンゲール』 に変わった!
でもね・・・・それを、この病院に長くいる、付添い仲間のUさんに言ったら、
「前にもそういうこと、あったけどね。優しくなったのは、ほんの少しの間
だけだったよ」
あ、そう、やっぱり? 人間て、そう簡単に変わるものではないよね。
了解、了解、でも私、負けないことにする。
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でもこれで、痰を取ってくれない看護師さんは、いよいよ2人に減った。
私のストレスは随分、軽くなっていき、元気と勇気百倍!
来年も、夫の病状改善にベストを尽くそうと思います。 このブログを目にして
くださっている皆様にも どうか良い年でありますように!