nonnon日記
先週、やっと冷蔵庫を買い替えることができた。
初夏になり、気温が上がったせいか、冷蔵庫が時々バタバタバタ・・・と
音がし始めたのだ。それも夜中２時、３時・・・バタバタ・・・という音で
２回は起こされた。 (夏の夜の、ストレスフルな起こされ方！）
以前にも何度か物を詰めすぎた時、そんな音がしたので、食品を減らさなくては、
と眠い目をこすり、出せるもの選んで出したりした。
何よりも恐怖だったのは、夫が泌尿器科病院に転院（５日後に迫っていた。）
している最中に、冷蔵庫が壊れてしまうこと。付き添い時間が長いので、
買い替えにエネルギーと時間を割くことが難しくなる。
これはもう限界・・・・やってしまわねば・・・・。
というわけで、夫の病院の帰り（夜6時半過ぎに）３件の店を回って決めた。
これからいやでも高齢になっていくので、よく開ける野菜室ができるだけ上の
位置にあるものが、膝に優しいかな、とか、製氷の水ボトルが床でなく上にある
方が蓋が汚れないかな、とか、パンを入れるチルドルームが広い方がよい、
前面にマグネットでメモ用紙等貼り付けられるように、ドアはガラストップで
ない方がよい、とか・・・すると結構、私の条件に合うものは少なかった。
（結果、Ｐ社製の冷蔵庫に決まった。）
そして、最大の難関は・・・お届け日時。
本当は、今まで通り、色は白が良かったのだけれど、「シロは在庫を切らして
いるので、取り寄せで１０日かかります」だって・・・（このベタベタそこら中に
貼ってある「即日お届け」の張り紙は何なのよ！）
ひどいと思ったのは、大手スーパーのＩ。「お届けは朝９時から昼２時までの
間で、その間は何時になるか分かりません。」（予め５時間も時間を空けなければ
ならないわけ？）やれやれ、時代に即してなくない？
値段には余り差がなくて、結局、お届け日時のサービスの良かった（前日に、
翌日の届け時間を連絡してくれる）Ｙ電機で買うことに決めて、夫の転院の日の
前日、夜７時に新しい冷蔵庫が届いた。ぎりぎりセーフだった。
何と調べてみれば、前の冷蔵庫は１９年もの長い間、働いてくれたのであった。
（三菱製） 食品を出して、「長い間、ありがとうね。」とスリスリした。
長い間、家族の食生活を支えてくれた冷蔵庫だ。
私の中で、またひとつの時代が終わった・・・・。
その冷蔵庫を出した後は・・・・１９年分の埃と汚れが半端じゃなかった！
掃除機で間に合わなくて、万能洗剤を染ませた布で、ゴシゴシと必死で落とした。
（入れ替えの短い 時間内にやってしまわなければならないので、必死でしたよ。）
そして・・・やっと・・・新しい冷蔵庫を設置してもらった。
使ってみれば、やっぱりとても便利。野菜室の前面に、大きいボトルや背の高い
パックが納まるスペースが幅広くとってあって、冷気を逃がさず楽に取り出せる
点が、特に気に入っている。上段の冷蔵室も死角がなくて、全体が良く見えて
前の冷蔵庫より使い勝手が良い。
テレビが壊れたら、しばらく見なくても支障はないし、洗濯機が壊れても、
コインランドリーという手がある。
でも冷蔵庫だけは壊れると本当にその日から困る。
冷蔵庫買い替えは、かなりのストレスで、冷や汗の数日を送ったけれど、
今は安心して暮らしている。 為せば成る・・・何とかなるものである。
ところで、次の冷蔵庫買い替え・・の日は来るのだろうか？
その前に、もう私は施設か病院に入っているのだろうか？
これから１０年後、２０年後、私はどうしているだろう？
つい考えてしまう・・・・。
