もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.386「老後の住まいは?」

2022-10-20 | 日記

           nonnon日記

最近、散歩の途中で、知り合いになった「ご近所さん」ー74歳と79歳の女性。

74歳の方はー「ずっと独身で東京で働いてきて、4年前に近所の築45年のマンショ

ンに引っ越してきた。でも今回、全戸暖房設備の更新で、総会が、大もめにもめ、

やっと決議できたけれど、マンション全体の借金が1億円になるそう。マンション

のゴタゴタが嫌になったから、一戸建てに住み替えたい。」とおっしゃる。

私が「ご近所の一戸建ての方は、ある程度の年齢になると、除雪に疲れて、マンシ

ョンに住み替える方が多いですよ。」と言うとー

「なーに? 人生はまだまだこれからよ。あなた、60代でそんな考え方してると、

勿体ないわよ。私はこれから海外旅行にも行くんだからー」と意気軒高!

(確かに・・・90代でも現役でお仕事している人もいるから、人それぞれ・・・)

 

もう一人の79歳の方は・・・「両親も夫もこの家で見送った。息子二人はまだ

独身で、本州に住んでいる。もう雪が大変になったので、昨冬が最後と、この夏、

東京の公団を見に行った。兄妹もみんな東京なんだけれど、、あまりの暑さに、

やっぱり北国にしか住めないと思い、こちらで探すことにした。」そうである。

(79歳・・・除雪は辛そうだけれど、まだまだお元気そうで、お庭には、丹精込め

て育てたー見事なお花や植木がいっぱいー。こんなにお元気なら、施設とかだと

自由が制限されて、窮屈に感じられるだろうし・・・こうしたら? なんてうっかり

お勧めして、良い結果にならなかったら、後で恨まれるし・・・。)

「人生は冒険旅行」という名言もあるけれど、老後もやっぱり冒険旅行は続いてる。

秋深し 他人事でも 悩み深

朝晩ボーと思い出してしまう・・・

気になるお二人なのです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする