ゆるり草

日々の暮らしのあれこれ

最近読んだ本

2019-10-31 21:03:36 | 
ご存知の方も多いとおもいますが、
地元三鷹は、太宰治が
昭和14年から亡くなる23年まで、戦時中の疎開期間を除いた7年半暮らしていた場所です。

今はわかりませんが、私が中高生の頃は、
クラスに一人二人は太宰治に心酔している人がいました。

「走れメロス」は、教科書に載っていましたね。
私は、その他、「津軽」「斜陽」を読みました。多分「人間失格」も。
心酔はしませんでしたが、「斜陽」は面白く読みました。

近くには縁の場所があちらこちらにあります。
お墓は禅林寺にあり、命日は桜桃忌と呼ばれたくさんのファンが訪れています。

玉川上水沿いには、



太宰の自宅かあった場所の近くにある井心亭。

ここには、自宅の庭にあった百日紅が植えられています。


他にも駅前の商業施設の蕎麦屋さんも


銭湯があった場所にも


先月21日~今月20日まで、三鷹市美術ギャラリーで
「辻音楽師の美学」というタイトルで、
太宰治生誕110年特別展が開かれていました。

それがきっかけで、本を読みました。
辻音楽師というキーワードで検索したら、
長部日出雄著の「辻音楽師の唄」という本に出合いました。
もう一つの太宰治伝として、
「辻音楽師の唄」「桜桃とキリスト 上巻下巻」の全3巻、
生い立ちから、亡くなるまでが書かれています。
とても面白かったです。
高校時代に読んだ「斜陽」を再読。
「桜桃」も読みました。心に残る小説でした。

少しだけ、読書の秋でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日も井の頭公園 | トップ | ピンクの花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事