皆さん、今晩は。才村です。
前回、理科大の図書館を紹介しましたので、図書館ネタを続けたいと思います。
最近は週1回くらいしか都内に行きません。用事が早く済んだときや、夜に用事があるときに、時間を有効に活用できる図書館を探しました。
まずは、九段下の千代田区立図書館です。ここは地下鉄の九段下駅から徒歩5分くらいで便利な所にあります。
○ビジネス書のコーナーがあり、充実しています。財務・会計やマーケティングの本格的な厚い書籍が多いですし(岡本清先生の『原価計算』もあります)、ドラッカーの本も15冊くらいあります
⇒昨日9日に訪問して、『マネジメント』3冊本があることを確認しましたが、私はまだ眺めている段階です。
○貸出できます。
⇒私は返却が大変なので借りませんが、区民以外でも貸出できることは、運営方針がオープンということです。
○「企業診断」が置いてあります。
⇒「金融のいろは」特集や「稼げるプロコンになりたい!」(当コースの名前とよく似ています)特集が面白く、コピーしました。
○ネットとコピー機が自由に利用できます。
⇒最新号以外が申込書なしでコピーできることは、煩わしさがありません。
○喉が乾いたら、館内でペットボトルが自由に飲めます。
⇒本を濡らすとかの理由で、持ち込めないところが多いのですが、大らかです。
○それと、女性の館員が皆さん親切です。
○お腹がすいたら、上の階に大きな食堂があります。
さすがに千代田区はお金持ちだと感心し、ビジネスパーソンが多い利用者の要望を満たしていると思いました。ビジネスでも、お客さんの要望を先取りして満たし、しかも感動を与えるくらい創意工夫ができていることが大事ですよね。ただ、最近は節電のため、夕方5時閉館ですが、少し早過ぎる気がします。
もう1個所は、広尾の都立中央図書館です。ここは、日比谷線の広尾の駅から徒歩10分と若干時間が掛ります。途中、ドイツ大使館の壁に江戸の風景画が描かれていて、タイムスリップしたような雰囲気が味わえます。
○千代田区立図書館よりも多数の、ありとあらゆる書籍があります。
○各種イベントも行っています。起業・創業相談会や就職活動セミナーの担当者が中小企業診断士です。
⇒こんなところでも中小企業診断士が活躍しています。
○平日は夜9時まで利用できます。
○多数の自習机があります。また、5階に食堂があります。
しかし、手軽に利用するには、不便な点もあります。
○自分のカバンを持ち込みできません(持ち込みにはビニールケース使用)。
○コピーを依頼すると料金が25円/枚と高いです。
○出版から10年経っている本は開架棚にはありません。
⇒お目当ての本があれば、モニターで利用申請しますが、少し不便です。
○貸出ができません。
何かをきちんと体系的に理解しようと思ったら、版を重ねている、本格的なぶ厚い書籍をじっくり読むことが望ましいでしょうが、書店では長時間、比較参照できません。私は購入しないで、立寄り先の図書館で比較参照しながら、時間を掛けて通読することにしています。また、図書館では経験豊富なコンサルタントの本との思わぬ出会いもあり、刺激を受けています。
ところで、最近、どこの図書館でもおじさんが多いですが、資格取得の自習をしている人も多いようです(受験校のテキストを良く見ます)。そんな必死になっている人にとってやはり「静粛第一」のはずですが、電卓やパソコンキーボードの音がうるさく感じる時があります(私は頭をひねる財務・会計の問題を解くのに、音が出ない小型電卓を使っています)。音を出している本人は周りの人が迷惑がっていることに気付いていないのだと思いますし、周囲の皆さんも我慢強い人ばかりですが、本人がほんの少し配慮すると、皆気持ちよく利用できると思っている次第です。