17期生の井上です。こんばんは。
皆様もすでにご存知かもしれませんが、
今回は、「マインドフルネス」についての記載をさせて頂きます。
さて皆様は心や体をリラックスさせることや頭を休息させることに
時間を割けておりますでしょうか?
私自身はあまり時間を割いておらず、
仕事中はもちろん、寝るまでの間や週末などの休暇中にも、
スマホに届くたくさんのメールをチェックするなど常に何かをしており、
仕事や家のことなど、あれもこれもやらなければと考えてしまうことが多く、
頭や心が休息できていないと感じることがあります。
さて、マインドフルネスとは、
心(マインド)が満たされている(フル)状態のことで、
「今、ここに意識を集中させ、良い悪いなどの価値判断を捨て
五感や心で感じたまま、あるがままに現実を受け入れる」という考え方であり、
仏教や禅などがルーツと言われ、
「瞑想」を通じて、今の自分に気づくことを目指すものです。
健康経営など社会的にストレス対策などが注目される中、
GoogleやFacebookなどの社内研修や人材開発の分野などで採用されるなど
ストレス軽減のみならず集中力や生産性を高める手段として、
マインドフルネスがじわじわと流行っているようです。
「瞑想」の方法ですが、ざっくり以下3つのことを10〜15分ほど行います。
①イスに座るなどしてくつろげる姿勢をとり、背筋を伸ばし力を抜く。
②目を閉じて、自然に呼吸し、今自分の中で起こっている呼吸に意識を向ける。
③湧いてくる雑念や感情を消し、呼吸を感じながら身体の内と外に意識を向ける。
上記方法は一見簡単に思えますが、これがとても難しいのです。
私自身、何度か行ってみたのですが、
「あのメールを処理しなければ」、「あの時は失敗したな、こうすれば良かった」
などと、すぐに雑念や感情が出てきてしまうためです。
また勤務中などに社内で10分ほど目を閉じてじーっとしていると、
どうしても他人の目が気になってしまい、なかなか集中できません。
ついては、定期的に行うことや、移動中の時間を利用するなど、
習慣化することや集中できる場所を見つけるなどの工夫が必要です。
私はまだまだ習慣化できておりませんが、これが体得できれば、
やることが多くてあたふたしている時や緊張するプレゼン時などにおいて
心を落ちつかせることができるため、
プロフェッショナルの条件である、
「プロは余裕を感じさせる」や、「プロはゆるぎない安定力を持っている」
に繋がり、今後の診断士の活動にも役立つかもしれません。
未経験の方がいらっしゃれば、一度「マインドフルネス瞑想」を試して見るのは如何でしょうか。