みなさん、こんにちは!稼プロ18期生の石垣雅裕(いしがきまさひろ)です。
65年続く企業の3代目という立場で日々奮闘しています。(企業概要:愛知県、金属加工製造業、従業員20名)
事業承継の時期が近づき、自分はどのように自社を成長させていきたいのかよく考えるようになりました。
考える方法として、『メモの魔力』という本に書かれやり方が自分にはおもしろいなと感じたのでご紹介します。
著書:前田裕二『メモの魔力』(幻冬舎、2018/12/24)
本の中では「ファクト→抽象化→転用」というメモの取り方を紹介しています。
【要約】
・事実をメモし、抽象化することで、他の分野に転用する能力や発想にたどり着く。
・そのまま自己分析にも応用でき、自分の芯が見つけられる。
というような内容になります。
また、自己分析をやりたい方に向けて、巻末に「自分への質問」として100問程度用意されています。
私自身、実際に行ってみて自分の考えがすっきりしていくのを感じました。
【実践して気付いたことの一例】
自社は「銅を通じて電気を届ける」役割を担っている会社です。
様々なメモをしていくうちに、電気を抽象化として、明るさという言葉が浮かびあがりました。
それを自社に当てはめてみると「銅を通じて明るさを届ける」という役割に置き換えることができました。
どことなく、広がりを感じるフレーズになったと思いませんか?
明るさという観点で戦略を考えていくと、製造するだけでなくサービスの提供や地域への貢献などの発想が生まれやすくなると感じました。
【まとめ】
ポイントは抽象化です!
抽象化がどの程度できるのかによって、自分の考えが深まっていく気がしています。
15分スピーチなどの内容も、思いつくかもしれませんね。
もしも考えを深めたい方がいれば、とてもおすすめです。