こんにちは。19期生の遠藤孔仁です。
私は現在、福島県郡山市におります。理由は台風19号の影響による復旧支援によるものです。
やはり、実際に現地に赴き、被害の状況を目の当たりにすると、報道で伝えられていること以上のものを得られるということを実感いたします。被害にあわれた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
昨年は西日本地区に台風被害をもたらし、今年は関東から東北にかけて甚大な被害をもたらしております。特に千葉県は台風15号、19号、そして、10月24日から26日にかけての大雨と、度重なる風雨に見舞われ、甚大な被害をもたらしております。
今回の台風被害をうけ、想定外という部分とハザードマップで警告されていた部分があるようですが、実際のデータを見てみると次のようになります。
どちらの台風も猛威を振るっているわけですが、台風15号は風による被害が大きかったのに対し、台風19号は雨による被害が大きく、箱根町の期間降水量1001.5ミリは観測史上最多を記録しました。また、稼プロの合宿で千葉県を訪れましたが、あちらこちらで倒木がみられました。特に、大きな木が根ごともちあげられ、倒れており、自然の力を見せつけられてた印象をうけました。
そのような台風被害のなか、復旧にむけた活動が進んでいるわけですが、まだまだ人手足りず、手つかずの状態のまま今をむかえているだとか、特定の技能をもつ人手が足りず、復旧が進んでいないというケースもあるようです。ボランディアも各地域が募集がされており、土日には数千人規模の方がボランティアに参加され、累計で71,977人の方が活動されております。(2019年10月27日時点 社会福祉法人 全国社会福祉協議会より)
行政、ボランティアの方々の力により、いち早く復旧し、平穏な生活をとり戻されることをお祈りします。そして、今回の台風被害をつうじて、事業継続をいかに担保するか、そのことを平常時に計画をたて、訓練を行い、非常時に備えることの大切さを実感できました。中小企業庁でも、BCPの策定運用指針を公表しております。来年のオリンピックの際の通勤をどうするか、そうした身近な課題から考えてみたいと思います。