「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」
1950年代の米国作家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説
『プレイ・バック』の主人公フィリップ・マーロウの名台詞より
みなさん、こんにちは。19期生の繁野邦博です。
稼プロ!19期生も先日最終講義を終え、
いよいよ今回が最後のブログ投稿となりました。
私が冒頭の言葉を耳にしたのは十数年前の大学時代。
小説自体を読んだことはないのですが、この台詞は耳に残っており、
何か選択をする時にはよくこの両面で考えていました。
この言葉を上書きする形で数年前に耳にした言葉がタイトルの言葉。
「やさしく、つよく、おもしろく」
糸井重里さんが代表取締役社長を務められている株式会社ほぼ日の
企業理念として、同社がどうありたいかを表された言葉です。
多くの企業が競争に勝つための強さを追い求めることが当たり前とされていた中で、
まず第一に自分や人を生かす「やさしく」がおおもとにあり、
「やさしく」を実現・実行するための力が「つよく」。
その上で、新しい価値となる「おもしろく」をどれだけ生み出せるか。
という順番で成長していきたいという価値観です。
私自身も、診断士、コンサルタント、社会人として、
そうありたいと思い、ここ数年は座右の銘にしていました。
稼プロ!が大切にしている三意(誠意・熱意・創意)にも通じる部分がありますが、
この1年間を振り返ると、稼プロ!はまさに、やさしく、つよく、おもしろい場所でした。
プロのコンサルタントとしてのマインドやひととなりといった基本姿勢の学び。
それを実現するための診る、聴く、書く、話すのスキルの習得。
塾生が毎回創意工夫を凝らして持ち寄るアウトプットとその後の懇親会。
集まる方々も同じような価値観を持った方が多く、
私のありたい姿を体現されているみなさまの姿からは、
毎回多くの学びと刺激をいただきました。
稼プロ!の講義は卒業となりますが、まだまだ発展途上の身。
卒業後も事あるごとに稼プロ!での学びに立ち返りながら、
今後はOB生としてお役に立っていきたいと思います。
私が悩んだ時、迷った時には、みなさまを頼らせてください。
鴨志田塾長、事務局のみなさま、特別講師の先生方、
稼プロ!OBの先輩方、19期生のみなさま、
1年間、本当にありがとうございました。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。
----以下、稼プロ!よりお知らせ----
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