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人事考課

2021-03-06 12:00:00 | 20期生のブログリレー

皆さまこんにちは。

稼プロ!20期生の岡崎です。

東京では気温が日中15℃を超す日が続きだいぶ春めいてまいりました。                                                                                                                                                                                                                      お勤めの方々には既に来年度人事の内示などが出ている頃でしょうか。

私事ですが、近々、勤務先の上司より今年度の私への「人事考課」の結果開示とフィードバックがあります。                                                                                                                    私の方は既に、自部署のメンバーに向けて、結果の開示と面接を行いました。

今回はその「人事考課」について書かせていただきます。

最後までお付き合いください。

「概要」                                                                                                                                                    ここで詳しい内容は書けませんが、                                                                                                                                             私の勤務先で実施している人事考課とは、①業績、②執務態度、③能力、等の考課項目の組織の上司による年間評価のことです。                                                                                  少し具体的に書きますと、                                                                                                     ①業績考課:業務計画度(業務を計画的に消化したか)や目標達成度、その他の項目、                                                                                                        ②執務態度考課:積極性(量的拡大、質的向上、改善提案、等のレベル)、その他の項目、                                                                                                                    ③能力考課:職務遂行能力や問題解決能力、その他の項目、                                                                                                       これら複数の考課区分に対し、考課者である直属上司からの年間評価(各ランク評価と総合ランク評価)がなされ、開示・フィードバックへとつなぐ仕組みのことをいいます。                                                                                                                                                     この人事考課、次のような「機能」や「効果」があり、私もそれを実体験をとおして肌で感じています。

「機能」                                                                                                                      考課者側では、被考課者の目標(セットで実施される目標管理制度の「目標設定シート」、「実行計画シート」を閲覧します)を把握し、その内容や進捗の度合い、結果を確認できる機能があります。                                                                                                                         被考課者側では、考課結果の開示やフィードバックにより、考課者は自分に何を求め何をすれば評価されるかを確認できる機能があります。                                                                                                       人事考課はこれらの機能を引き出すツールであります。                                                                                                                                   私自身も考課者・被考課者の両側を経験して、人事考課の機能を身をもって知りました。

「効果」                                                                                                                                               考課者側では、考課結果の被考課者へのフィードバックにより、被考課者の能力開発や育成に役立てることができます。考課項目の「能力考課」では業務知識のレベルや折衝力を考課します。結果を返す際に、評価した力量に応じたOJTの実施や自己啓発の支援をすることで、当該被考課者の能力開発や育成を実施できるのです。                                                                                                                                                        私の経験としては、部署メンバーへのフィードバック後の自前の研修(販売促進)の開催、自己啓発(話し方講座)選定の支援などがあります。                                                                                一方、被考課者側の効果は、業績や能力向上へのモチベーションアップです。                                                                                                                                          実体験として、考課結果が良好で被考課者が納得したケースに多いようですが、その場合にはやる気が1ギヤ上がります。考課次年度の業務への取り組みや能力開発へのモチベーションが違ってくるのです。                                                                                                                                           たとえ考課の翌年度に他部署に異動しても、そのやる気は発揮されるようです。考課結果が良かった元メンバーの異動先の新上司からえらく感謝されたことがあります。被考課者の「未来」にも効果が続くようです。                                                                    マズローの承認欲求の1段階上の自己実現欲求ですかね。

以上、人事考課について、主に「機能」と「効果」を書かせていただきました。

私の周りの中小企業では人事考課(評価)が未整備のところが多いです。                                                                                                         社長さまにはこの制度・仕組みの機能や効果をご理解いただき、導入のご検討につながればと強く思っております。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コメント (2)
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