立教新座中学・高等学校ホームページ
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ
https://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/20110311.html
こんにちは、20期生の星野です。
上記のメッセージは、2011年に、当時の立教新座高等学校校長であった渡辺憲司氏が、東日本大震災の影響で、卒業式を行えなかった生徒に向けて送ったものです。私は、立教大学の出身です。お恥ずかしながら、当時は、このメッセージを知りませんでした。先日、友人がフェイスブックに投稿して初めて読んだのです。大学で学ぶことの意義を説いたものですが、社会人10年目を迎える私の胸を打つ言葉ばかりでした。そのなかで2つご紹介します。
1.学ぶことは一生のこと
「学ぶことは一生のことである。いかなる状況にあっても、学ぶことに終わりはない。一生涯辞書を引き続けろ。新たなる知識を常に学べ。知ることに終わりはなく、知識に不動なるものはない(立教新座中学・高等学校ホームページ引用)。」
社会人として10年がすぎて感じたことは、自分の知らないことはたくさんあること、新しい知識は絶えず生まれていることです。ゆえにこの言葉は、真実であり、生きることは学ぶことであると考えさせられます。時に、忙しさから「学ぶ」という視点が抜けてしまうこともあります。この言葉を忘れずにいたいと思います。
2.孤独を直視せよ
「時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢がなんであるか。海に向かって問え(立教新座中学・高等学校ホームページ引用)。」この言葉には、自分のやりたいことを見つけるには、自分と向き合わなければならないことを教えています。
稼プロ! の合宿でキャリアビジョンを作成した時は、自分と向き合う孤独な作業でした。ですが、この作業が必要だったことを考えれば、この言葉はその通りだと感じます。時間がたてば、やりたいことも変わると思います。その都度、この言葉と稼プロ! での経験を思い出し、自分と向き合う時間を作りたいと思います。
最後に、このメッセージは、卒業生に向けたものですが、社会人にも刺さる内容だといえます。ゆえに、当時、ネットに公開された後、80万件近いアクセスがあったのだと思います。このメッセージは力強く、コロナ禍でも励みになるものだと思います。改めて東日本大震災に被災された方への哀悼の意を表するとともに、多くの方がこのメッセージを知ってくださればと思っております。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。