20期生の山崎です。
稼プロ!の講義は毎回中身が濃く、事前準備やその後の消化が大変なことも多いです。土曜日を終日使って実施するため、「あーなんとか終わった。」と安堵し、そのまましばらく別の用事にシフトしてしまうこともしばしば。
前回の講義は、特にそうでした。内容は、事業者相談のロールプレイング。傾聴とは何なのか、価値を生む相談とはどういったものかを学んだのですが、実演を交えることもあり、非常に体力を使います。(分割して担当した塾生ですらそうなので、お一人で全てをこなす相談者役、評価役はもっと大変だったと思います。)
終わってからの感想は、正に、「あーなんとか乗り切った」です。ビール飲んで寝るか、という心境でした。
しかし。ここで終わらせたら、単なるスポットのイベントになってしまいます。月1回、講義のタイミングで振り返るとはいえ、間の30日間は寝たきりになり、記憶の生々しさがどんどん薄れていきます。
これではいかん、と思い、今更ながら、プチアウトプットの習慣を始めました。一日3行、その日に学んだことを手帳に書くというものです。
例えば前回の講義に関してはこのように書いてあります。※学びが多かったので2日間に亘って書きました。
・個別相談は相手を元気にする技術。ティーチングは限界が来る。目指すべきはコーチング(一緒にいて元気になる存在)
・いかに喋らないか。相手8割、自分2割。自信がない人ほど喋る。
・在りたい姿が見えて初めて、課題が抽出される。
・初回の命は信頼関係の構築(良いことを言おうとせず傾聴と整理に徹する)。
・各回の命はオープニング(ゴール設定と相手への承認依頼)、クロージング(整理、意見、自分の宿題〔お土産〕、相手の内発的行動、次回の使い方)。
・相手が喋りきるまで絶対に口を挟まない。一段落したら、こちらから喋ってもいいですか、と始める。
スキルアップに繋がらなくても、新しい気付きであれば何でも良いというルールにしているので、どうでもいいこともたくさん書いてあります。最近では、プリキュアに男の子がいる(キュアアンフィニ)など。知らなかったので、新しい気付きではあります。
始めてみて思うのは、そういった生活レベルの事象も含めれば、毎日必ず新しい気付きがあるということです。一つひとつが積み重なり、年間1000個くらいの気付きになれば、自分が前に進んでいる実感も湧きます。後は、これを継続できるか。中小企業と同じく、ゴーイングコンサーンを最重要課題に位置付けて、続けていこうと思います。