稼プロ!事務局の佐々木です。こんにちは。いよいよ衆議院選挙ですね。各党の公約も出揃いメディアを賑わしています。成長か分配か。いろいろ考えちゃいますね。結局社会のためには何がいいんだろうか?選挙の度にいろいろ考えますが、これはこれで楽しいものです。新たなインプットも多いので。今回は”何が人々にとって幸せなんだろ?”と考えている中で、国連が発表している世界幸福度ランキングというデータを発見しました。
このランキングは国連が毎年発表しているもので今年は3月19日に発表されました。こちらのPRESIDENT ONLINEの記事で分かりやすく説明されています。
2021年のトップ10は以下の通りです。
1位 フィンランド
2位 デンマーク
3位 スイス
4位 アイスランド
5位 オランダ
6位 ノルウェー
7位 スウェーデン
8位 ルクセンブルグ
9位 ニュージーランド
10位 オーストリア
フィンランドやデンマーク、ノルウェーやスウェーデンといった北欧の国が多いですね。やはり社会民主主義なんでしょうか。気になる日本は、、、、56位です。幸福度が高い国とは感じていませんが、想像以上に低いですね。この幸福度は一体何をベースに測っているのでしょうか?
1. 一人あたりGDP
2. 社会的支援
3. 健康寿命
4. 人生の選択の自由度
5. 寛容さ
6. 腐敗の認識
上記6つのアンケート調査を中心に選出されているそうです。これだけの調査で幸福が測れるのだろうか?と思いますよね。これに関しPRESIDENT ONLINEの記事に興味深い説明があります。上記6項目のうち「自由度」と「寛容さ」は科学的にも幸福感を高める効果があると言われているそうです。
自由度は選択する自由。人は”自分で選ぶことができる”と実感すると、幸福感が高まるそうです。これは共感できますね。制限されているとストレスがたまります。「寛容さ」は、他人に対して持てると温かい人間関係の構築に繋がるとのこと。確かに。他人に優しくなるとその人からも優しくしてもらって支え合う関係ができますよね。ビジネスライクに接しているとギスギスした関係になって幸福感を感じにくい。私自身、改めないとと思う点が多々あります。
この2つのキーワード、実は診断士の勉強をし始めた10年前から私がよく感じることでもあります。診断士を目指す前までは会社に依存したキャリアパスでしたが、勉強を始めることによって選択肢が拡がりました。選択する自由ができたということです。また、会社一本の時は我を通して他人の意見を受け容れないことが多かったですが、依存度が低くなることで肩の力が抜け寛容になりました。皮肉なことにそうなることで評価もよくなったような気がします。この2つのキーワードはやはり幸福になるために大事かもしれない。
この記事の後半に温かい人間関係を築くためには、相手の話を聞くことが大事であると書かれています。まさに稼プロ!で学ぶ傾聴ですね。実は4つの基本スキルの中で一番弱い分野なので、改めて意識しなくてはと思いました!