皆さん。今晩は。村山です。
昨日、9月13日にJR西国分寺駅構内にエキナカ「nonowa」がオープンしました。コンビニのNEWDAYSやビアードパパ、はなまるうどん、タリーズコーヒーなど20店舗が入っています。中には、中央線沿線ゆかりのスイーツ店が3店。また、中央線沿線でつくられた朝採れ野菜を販売する「にしこくマルシェ」といった店もあります。
このnonowaは、JR東日本のグループ会社、株式会社JR中央ラインモールが手がける「中央ラインモール構想」の第1号となる商業施設です。中央ラインモール構想というのは、”緑×人×街 つながる”をコンセプトに駅やエキナカと駅の間の高架下を含めた沿線価値を高めることで、中央線の魅力をより向上させて行こうというプロジェクトです。
JR東日本は、鉄道事業とともに生活関連事業、Suica事業の3本柱でその経営基盤を固めて行くステーションルネッサンスという事業計画を進めていますが、これもその一環だそうです。西国分寺駅は中央線と武蔵野線の乗換駅で1日の乗降客数は約53,000人。これまでのJR東日本のエキナカ商業施設”エキュート”がつくられた駅と比較すると小さめの駅です。
今後、西国分寺クラスの駅にもエキナカが作られていくと、その周りにある商店、商店街は何らかの影響を受ける可能性があります。それはメリットもあればデメリットもあるでしょう。駅が賑わい、街に活気が出るかもしれませんし、顧客を取られてしまうかもしれません。
今回、企業内診断士の方と4人で、こうしたエキナカが周辺のお店にどのような影響を与えるのか調査をする機会をいただきました。西国分寺駅でのエキナカの影響はこれから始まるので、見極めるには中長期的な継続した調査が必要でしょうが、まず、その端緒となる調査です。
8月に駅周辺の飲食店を中心に、簡単な聞き取り調査を行いましたが、多くの店主の方は、あまり危機感は抱いていないようでした。人が増えて賑やかになって良い、改札の中なので影響はないだろう、自分の店に自信があるから大丈夫だ、などの意見をいただきました。中には、それこそコンサルではないかという話をしてくださった方もいました。
そして、何より驚いたのは、皆さん忙しいにも関わらずちゃんと相手をしてくださったこと。きっと、忙しい!とほとんど相手にされないのではないかと、調査を始める前は思っていましたが、十数件回ったうち断られたのは1件だけでした。ランチの仕込みをしながら答えていただき、本当に感謝です。都心では、こうはいかないだろうなぁ、とつくづく思いました。
調査の結果は、機会がありましたらご紹介させていただきます。
これからその報告書を書かなければいけないので、今日はこの辺で失礼します。
お疲れ様です。村田です。
全く調査と関係ないお話で恐縮ですが、私は西国分寺のご当地キャラ「にしこくん」の大ファンです。彼?にはいつも癒されます。
もし、西国分寺を調査中に「にしこくん」にお会いする機会がございましたら、是非写真をとって頂けるとすごく嬉しいです。変なお願いで申しわけございませんが、よろしくお願い致します。
もちろん、調査結果も楽しみにしております。
武蔵野線が昔は、今ほど本数が多くなかったので、西国分寺で時間をつぶすのに、校内の数少ない飲食店は、とても重宝していました。
今度は、エキナカで20店舗ですか?
周囲への影響については、個人的にも興味があります。
またの報告を楽しみにしています。