皆様、こんにちは。
24期の中川です。
私は普段はビジネス書を読むことが多いのですが、時々小説を読みます。
風景や表情、人間の内面など想像力を掻き立てる小説の世界は、ビジネス上のコミュニケーションや状況を読むことにも役立つのではないかと思います。
今回は個人的に面白かった「ケインとアベル」という小説を紹介したいと思います。
先日の懇親会で年末にニューヨークに行くということをお伝えしたところ、同じ24期の金子さんからお勧めされ、文字通り寝食を忘れて没頭しました。
内容は物凄くざっくり書くと、時は1900年代初め、全く同じ日に異国で生まれたケインとアベルという二人が、それぞれの境遇の中でビジネスの困難を乗り越え、成功し、出会い、敵対し、認め合い、死んでいくという話なのですが、劇的なストーリーが息もつかせぬスピード感で展開していきます。
読み終わって感動の余り、しばらく小説の中にいるような気持ちでボーっとしてしまいました。久しぶりの感覚でした。皆さんにも是非読んでいただきたいと思います。
ちなみに私がこれまでの人生で読んだ中で、お薦めの小説は子供の頃から初めて読んだ順で以下となります。何度も読み返してしまいます。
Best13に今回ケインとアベルが加わってBest14になりました。
1.ロビンソンクルーソー
2.項羽と劉邦
3.白い巨塔
4.白夜行
5.ワイルドソウル
6.猛き方舟
7.錦繍
8.ゴールデンスランバー
9.愛と幻想のファシズム
10.大聖堂
11.ガダラの豚
12.マチネの終わりに
13.氷点
友人や知り合いからお薦めされる小説を読むのは楽しいものです。(金子さん、改めてありがとうございました!)
皆様からも是非ご紹介いただけると嬉しいです。
早速読んでいただきありがとうございました。
まだジェフリーアーチャーの小説で面白い小説がいろいろあります。
短編集を暇な時に読んでみてください。
なかなかいいですよ!
小説を読みピアノを奏で、甘い言葉でささやく…そして経営コンサルタントである。
無敵ですね。
北方謙三さんの水滸伝ももう一度読みたいと思っています。
読んでいない小説も多いので楽しみです♪
「錦繍」の宮本輝氏の本は、20代の頃に好んで読んでいました。20代の頃を思い出しながら、改めて「錦繍」を読んでみたいと思いました。
最近読んだ「成瀬は天下を取りにいく」(著者:宮島未奈氏)は面白かったです。