塾長の鴨志田です。今回は、最近、感じていることを綴ってみます。
今月は、執筆、教材作成、テキスト作成などのデスクワークが集中しています。
その過程で、多くの方々との連絡をとっております。
執筆は、業種についての紹介記事ですので、その業界団体様と、そしてテキスト作成では、事例として紹介させていただきたい企業様と連絡をとっています。
業種に関する記事では、以前にもその団体様とコンタクトをとっており、今週から来週にかけて、訪問し、ヒアリングのアポをとることができました。
初めて執筆したときは、問い合わせに対しても、あまりよい感触は得られず、苦労いたしましたが、その時発刊となった記事をお送りしてからは、皆さん、とても好意的に協力をくださるようになりました。お願いをしたら、かならず、ご報告を兼ねてお礼をするということは、基本姿勢だと思っています。
事例に関する企業様は、ほとんどが地方なので、電話とメールを活用して、事情を説明し、ご理解をいただいております。時間を作って伺うのが筋であると思いますが、現実問題、難しいこともあります。でも、その会社様の商品を購入して使用したり、自分にできることはなにがあるかを常に考えて行動をとっています。その結果、来週、都内のある店舗で、写真撮影の快諾もいただくことができました。セミナーで紹介する際に写真の有無は大きな違いとなります。ダメ元で、まずは、誠意を示して、打診をしています。
独立以来、販路開拓アドバイザーの仕事などで、多くの会社様に電話をかけてアポをとることを経験してきました。たとえば、関西地区の企業様を訪問してください、という依頼がありました。ネットでどのような企業様があるか調べて、かたっぱしから一社ずつ電話をしていきました。1日中、かけまくっていることもありました。決して楽な仕事ではありません。とても冷たい反応で、断られることがほとんどです。でも、誠意のある会社様は、同じお断りでも、紳士的な対応をしてくださります。社員の印象は、その会社様の印象になるということを学び、とてもよい経験をしたと思っております。
昨日も、お世話になった会社様に、お礼のご挨拶に伺いました。交通のアクセスは決して良いとはいえません。現地では、駅からタクシー利用となります。今月は、超多忙な月となっております。しかし、自分の感謝の気持を伝えるには、直接お伺いするという時間を作ることはとても大事なことです。今日も、別件で、何人もの方に、電話をかけておりました。私から、あることでお尋ねしたいことがあったからです。この方々にも、事後報告を忘れないように手帳に記録したところです。
忙しい、時間がないという理由で怠りがちになりやすいものですが、いつまでも、初心を忘れずに、お世話になった方への事後報告、お礼連絡は、今後も意識していきたいですね。
「謝礼のお振込み、有難うございます」
「おかげ様で、・・・・・できました。その節は有難うございます」
つい、忘れがちになってしまうものです。
最近は、Facebookで、メッセージもなく、友達リクエストのみ送信してくる方がいますが、私は感心できません。でも、そういう方にも、承認をしたときには、私から「リクエストを有難うございます」と必ずメッセージをお送りするようにしています。そうすると、たいていの方は、お返事が届き、心理的コミュニケーションがスムーズになります。
育成塾では、コンサルタントのテクニックはもちろんですが、それ以上に三意について重んじています。当たり前のことを当たり前に行うこと、それが誠意でり、そして時間を充当することを惜しまないこと、それが熱意であると思っています。残りの「創意」は、仕事で評価をいたたけたときにはじめて実感できるものだと思います。
14期生の日野卓郎です。
ブログを楽しく読ませて頂きました。
鴨志田先生のプロコンとしての
仕事に対する姿勢を垣間見たような
気がしました。
多忙を極める中で、敢えて客先に
訪問する。
余程の想いがないと出来ることじゃないと思います。
自分への教訓としても、活用させて頂きたい内容でございました。
お会いするお時間を作っていただけることは、とても嬉しいです。
メールや電話のコミュニケーションは楽ですが、それに甘えていてもいけないという気持ちがあります。